山浦昌浩

MichiTerrace(ミチテラス)代表 日本4Hクラブ顧問。 農業・カンボジア・イ…

山浦昌浩

MichiTerrace(ミチテラス)代表 日本4Hクラブ顧問。 農業・カンボジア・イベントを軸に様々な挑戦を繰り返すゼロイチ人間。 「日本一恥をかく農家」を目標に挑戦と失敗を繰り返し、イノベーションをまき散らします。 農業に特化した海外スタディツアー『農スタ』主催。

マガジン

  • 農のかけ算 ~視野という枠を超えていけ~

    「農」を中心に革新(イノベーション)の無限ループを農業法人アグレス未来開発室長 山浦からお届けする。 使えるアイデアはご自由にどうぞ。 必要なら声かけてください。 画像は 「itaru shimamura」 https://www.facebook.com/itaru.shimamura/

  • 自分史 死ぬ前提で生きた凡人

    一般人 山浦昌浩が自己満足で人生を振り返ってるだけの自分史です。若干波乱が万丈している人生を振り返る。

  • 誰かへの手紙

    大切な誰かへの手紙。

  • 「農業×OO」を考えてみる。

    農業イノベーションを考える中で他分野や意味不明なもの、こととの組み合わせはつきもの。このマガジンでは「農業×OO」をシリーズでいろんなものとかけ合わせていきます。

最近の記事

『農スタ2023』農業に特化したスタディツアーinカンボジア 再開

2018年にスタートした農業に特化したスタディツアー「農スタ」が2年の新型コロナの休眠より復活します! 日本の今後の農業を担う若手農家、農系大学生等を未知の文化・風景を体験してもらうことで視野拡大と思考の柔軟性を養うことを目的とした企画した農スタ。 これまでもたくさんの学生や若手農家が参加し、それぞれの角度で人生観に大きな影響を与えてきました。 今後 日本の人口減少や高齢化の中で農家が農家として生き残る道として海 外輸出や進出も一つの手立てだと考えています。 【農スタ

    • 農家とはなにか?

      タバコをやめて1年近く。 その反動で始めた趣味のシーシャをくゆらせながら考えてみる。 そういえば農業の世界に踏み入れて8年以上。 自分は農家だと思い続けてきたし、これからも農家でありたいと思う。 でも僕は一般的な農家のイメージとはおそらく違う働き方をしている。 農業を主体とする株式会社に勤めるサラリーマン。 僕は何者なのだろうか。 農業という仕事そもそも農業という仕事を少し作物で分類してみる。 ※順不同 思いつく順ね 農業の簡単な分類 穀物 米、麦、大豆(豆類)、

      • 自分史⑫人生を変えた農業との出会い

        前回の自分史で長男が生まれたばかりなのに先日第三子である娘がが生まれた。 このコロナ禍で自分のやりたいことはなかなか進まず悶々としていたところに舞い降りた泣き虫天使は私と妻の睡眠時間を奪うと同時に山浦家に大きな幸せを運んできてくれている。 何も解決したわけではないけど、3人の子どもたちの前で素敵な父ちゃんであることを演じながら、今の家族の形であったり、夫婦関係の良さを更新し続けているのは いつも通り妻のおかげなんだと感謝が絶えない。 プレッシャーではないが、私は負けるわ

        • 自分史⑪家族の軽さと孤独の重さ

          あんまり忙しいという言葉は好きじゃないし、 そう思ってない気もするがちょっと重なりすぎてる。 少し詰まんない時間の使い方を余儀なくされてること自体、そのことよりそれを許している自分の判断が不愉快だ。 いろんな意味で力が足りないなー 久しぶりの自分史、やり方を覚えてない。。。 命が生まれる朝の睡魔10tドライバーをやっているとき、週替わりで日勤夜勤が入れ替わっていた。 時には反対をやっている人間が体調不良とかで36時間勤務などを頼まれる。 そんなのはざらにあった。

        『農スタ2023』農業に特化したスタディツアーinカンボジア 再開

        マガジン

        • 農のかけ算 ~視野という枠を超えていけ~
          14本
        • 自分史 死ぬ前提で生きた凡人
          12本
        • 誰かへの手紙
          3本
        • 「農業×OO」を考えてみる。
          3本

        記事

          【農業×変化】農業とチーズはどこに消えた?

          題でわかる人にはわかるかもしれないが 少し衰えていた本への渇望が古本屋で見つけたこの本でよみがえってきた。 「チーズはどこに消えた?」 すこぶる有名な本ではあったが 今まで縁がなく読む機会がなかったが 1時間程度で読める本なので隙間時間で読んでみた。 個人的にはある意味当たり前のような物語だったが この本の今の社会へのインパクトは大きいように思える。 このコロナ時代、農家に限らずたくさんの人に読んでいただきたい。 僕たちは当たり前の世界を生きてはいない。薄っぺらい本

          【農業×変化】農業とチーズはどこに消えた?

          カンボジア+農業+リモート=?

          ちょっとnoteさぼりすぎた。 その間に「野辺山ほうれん草カレーペースト」クラファン約500%達成して、ようやくBASEショップも立ち上げられた。 https://nobeyama.base.shop/ そして、このコロナ禍でリモートワークを推奨されたのでリモートで畑を作ってみた。 舞台はカンボジア。 世界遺産アンコールワットのあるシェムリアップ州のとある村。 現地パートナーにはNPO法人HEROさん。 実はすでに動いて半年ほどたっている。 カンボジアの魅力僕は自

          カンボジア+農業+リモート=?

          あなた(農家、経営者)の話し相手になりたい

          力が足りない。 どう考えても自分の成長が追いついてない。 今後やりたいことを確実にかなえていくためには個人の学びももちろん必要だけど、他農家さんや異業種さんとのかかわりの中でより多くの方の視点や様々な悩みを自分のものとして取り入れる必要がある強くと感じる。 とにかくもっと多くの状況を人生に取り入れて自分をぶあつくしたい。 なので 農家、農業法人いやそれ以外の業種の皆様も含め、お願いがあります。 私を使ってください。 私は一般的なキャリアとは違う道のりを歩んできたはず

          あなた(農家、経営者)の話し相手になりたい

          自分史⑩妻と私のテレパシーゼロ

          今までの経験が今を作っている。 経験だけじゃない。 出会った人も十数年あっていなくても 今の自分の戦いを応援してくれる。 そんなつもりはなかったけど、その時々で自分が誠実であったからこそではないかと過去の自分に感謝している。 「嫌われる勇気」等にもあるが、決して過去は変えられない。 だから過去にしがみついたり、過去を引きずっても仕方ないが 私の実感として一つ確実に言えることは 「過去は変えられないが過去の意味は変えられる」。 善い行いもすさんだ経験もすべて今の価値に

          自分史⑩妻と私のテレパシーゼロ

          【農業×クラファン】成功することで伝えたかった3つのこと

          本当にありがたいことに現在進行中ではあるが、クラウドファンディング「野辺山ほうれん草カレーペースト」のプロジェクトは達成率%を400超え、459人もの支援者から応援いただき、想像以上の結果となった。 もちろんクラウドファンディング「野辺山ほうれん草カレーペースト」はまだ2週間時間があるので、達成率500%、サポーター500人までは伸ばしたい思っているし、商品としてのPRに成功しただけでこれからが本番だ。 ただ、このクラファンというイベントが客観的に見ても成功したことで説得

          【農業×クラファン】成功することで伝えたかった3つのこと

          「野辺山ほうれん草 カレーペースト」でクラウドファンディングに挑戦!

          こんにちは! 今日は日本一アグレッシブな農家アグレスの未来開発室長として 皆さんに応援のお願いです。 足掛け1年以上、試作に試作を重ねながらトラブル続きの中でようやく商品化までたどり着いた「野辺山ほうれん草カレーペースト」をクラウドファンディングMakuakeで9月15日に発表します! https://www.makuake.com/project/agres/ ※15日よりURLが有効になります。 野辺山ほうれん草カレーペースト国内トップレベルの生産量を誇るほうれん草

          「野辺山ほうれん草 カレーペースト」でクラウドファンディングに挑戦!

          【農業×海外】リモートファーム(遠隔農業)構想

          今回からシリーズ化しようと思う【農業×OO】シリーズ第一弾は【農業×海外】。 OOの中身は分野だったり、感情だったり様々なとこから引っ張ってこようと思います。 例:農業×風呂、農業×駄菓子屋、農業×SEXなど   ※○○のところ募集中!! イノベーションはパーツの組み合わせだと思うのでなるべくかけ離れたところと組み合わせてなんかしらのアイデアで着地していきます。 基本ビジネスベースで考えていこうと思ってるので「それやりたい!」などあればアイデアはやったもん勝ちなのでど

          【農業×海外】リモートファーム(遠隔農業)構想

          新規就農者への手紙         農業を選択肢に入れる同志へ

          とある就農説明会で会社の説明をしてる時に親の農業について相談された。 「親が野菜を作ってるんですがどうすればうまくいきますかね?」 聞けば 直売所などに出しているとのこと。 野菜を作っている という言葉でこの子は親の農業のことは何も知らないんだろうと思った。同時にこの感覚で農業という選択肢を選ぼうとしてることへの危うさを感じた。 法人ならケツは会社が拭いてくれるからいいけどね。 農家をやる自分をイメージはできてるか 言わずもがな、野菜を作れば農家というわけではない。

          新規就農者への手紙         農業を選択肢に入れる同志へ

          新社会人への手紙 「それでも人生にYESという」

          題は「夜と霧」を書いたヴィクトール・E・フランクルの書籍の名前。 オノヨウコの作品の中に 脚立が置いてあって 天井に虫眼鏡が書けてあり そこを覗くと小さい文字で「YES」と書いてあるというのがあったらしい。 想像するだけで涙が出そう。 「YES」という言葉と仕事を結び付けて考える。 最近の若い者は と言われて昔はうるせーじじいと良く思ったもんだけど 40近くなってきて「なんなんだ最近の若いもんは!」という感覚がよくある。 それは昔はこうだった、俺たちの時代はもっと大

          新社会人への手紙 「それでも人生にYESという」

          自分史⑨空気のような苦悩の中で

          コロナの影響を受けて今年度予定していた仕事はふわふわしたものになってしまった。 ただ、ありがたいことに10年前の自分が蒔いた誠実という種が芽吹きはじめ、予想だにしない香りを放ち始めた。 計画通りの未来には価値は感じない。 来年さえもいまだ見えていないが常に創造の斜め上を走り続けるような人生でありたいなー。 山浦青年は日本に帰国する。精神的にまいって帰国したのもあるが、実は帰国にはもう一つ大きな要因があった。 どこかに書いたと思うが 父親の2回目の事業、空調設備の会社が

          自分史⑨空気のような苦悩の中で

          バーチャル世界で価値のすべてを交換する

          長い前振りインターネット上の世界での交流は今や当たり前のように行われていて、ECなどオンラインで買い物も新型コロナも手伝って加速的に進んでいる。 新型コロナの脅威が激しくうたわれていた時に 「このまま世界経済が破綻して、文明さえも失われたらどう生活するか」をふと考えた。 その時は仲間たちと小さなコミュニティを作り、私が野菜を作り、料理人の友だちが飯を作り、アーティストには歌を歌ってもらうような生活も悪くないと思った。 そこはお金の価値がない世界で、それぞれが持っている物

          バーチャル世界で価値のすべてを交換する

          農業における新型コロナを考える

          世界60万人オーバーのパンデミックとなり、ネットやTVでは始終コロナ関連のニュースでざわついてます。 その中では観光や外食を中心に社会全体の経済への影響取りざたされ、観光農園や給食、直売所への影響など農業界における影響も次第に大きくなってきました。 今回は自分なりに生きていく中で必要不可欠な食料の源流となる農業、農家がこの危機を乗り越えていくためにできることはなにかを考えてみます。 別に無名な私なので大した影響力はないと思いつつ、基本私の記事はそこまで深く情報の精査をし

          農業における新型コロナを考える