見出し画像

スズメバチの残酷な乗っ取り工作。そして日本の皇室の危機。

チャイロスズメバチの女王蜂は、他のスズメバチが巣を作り始める6月頃から遅れて活動を開始し、モンスズメバチやキイロスズメバチの巣を襲います。

頑強な毒針で相手の女王蜂を刺し殺すと、巣を乗っ取った新女王蜂だけが産卵を始めます。
そして、元の働き蜂に子育てをやらせながら、自分は産卵のみに励みます。

新女王蜂は旧女王蜂と似た匂いのフェロモンを出して、元の宿主の働きバチたちを騙して、自分を仲間の旧女王であるように誤認させ、産卵女王蜂専用の特別栄養食であるローヤルゼリーの一種を、働きバチから口移しにもらって食べます。

初期は2種類の働きバチが混ざった状態で営巣を続けますが、やがて先住の働き蜂たちの寿命が尽きると、巣には新来のチャイロスズメバチの血統だけが残り、宿主の種類と交代してしまいます。

チャイロスズメバチは、秋に交尾をした秋生まれの女王蜂だけが越冬をして、春になると冬眠から目覚めた女王蜂は一匹だけで営巣を開始しますが、営巣初期の段階で巣が途絶しやすいために、このリスク対策として他のスズメバチの巣を乗っ取るのです。

これは“社会寄生”と呼ばれる習性で、他種に寄生することで労力を補い、少ない負担で自分たちだけが繁栄していく戦略なのです。

ちょうど果樹栽培における接ぎ木の技術と同じようなものではありますが、この話を例に「百年計画で皇室の変革を目指す」という話の本題に入ります。

私がブラジルから皇室関連のニュースを観ている印象にすぎませんが……

最近の日本では秋篠宮家叩きをして、愛子様(愛子内親王)を天皇にし、将来は帰化人と結婚させるのだ……という工作が進んでいる印象を受けます。(あくまで私個人の印象です)

しかし、一度女系天皇になると皇室の男性にしかないY染色体が途絶えてしまいます。(愛子様は男系女子なので問題ないのですが=女性天皇、その子どもから途絶えてしまう)

皇室は今まで通りの男系を続ければよいのです。
日本の選挙状況を見ても解るように、日本の国民はすぐに騙されるお人好し民族なので「女性天皇で日本の明るい未来を」「世界基準は男女同権」などともう乗っ取り工作が始まっている事すら、全然気付いていません。

……とまあブラジルの老いぼれ養蜂家が心配しても何もなりませんが、日本の伝統の力を羨ましがる存在がおり、力づくで乗っ取りを企む者も生物学的には存在し得るということを言いたかったまでであります。

【今日の名言】
「先人が長い間考えて積み重ね、築き上げてきた文化は、次世代への預かりものである。
一時の損得だけで大きく変形させたりせずに、なるべくそのままの形で手渡すべきである」
(作者不詳)


※編集協力
和の国チャンネル


お読みになって頂きありがとうございます。宜しくお願い申し上げます。