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Make whatever. Rules, whatever.

突然ですが、弊社Whateverでは、「Make whatever. Rules, whatever.」を社是として活動しています。日本語にすると「なんでも作るぜ!その方法やルールは(実現できるんなら)なんでもいいぜ!」という感じです。メンバーに隠れパンクが多いのが透けて見える社是というか、社否というか...

今回はその社是に恥じない、なんじゃこりゃ?なプロダクトを作ったので、是非みなさまにクラウドファンディングのご支援&拡散のご協力いただきたいと思って筆をとりました。その名も「Puppet Guts(パペットガッツ)」!直訳すると「パペットの内臓」。アイデアは読んで字の如し、ハンドパペットの中に詰め込むヌイグルミ製の内臓です。知らんけど!

手を入れていないときのパペットって、中身がないからヘニャッとしてて死んじゃってるように見えて可哀想だったので、その中に詰め込む内臓があればパペットに命を吹き込める(?)し、ちゃんとパペットが自立するようになるし、単純にぬいぐるみでできた内臓ってグロかわいいよね、ということで作ってみました。アイデアを思いつく方法論に「既存のモノやメディアを、ちょっと予想外の方法で拡張する」というのがあるのですが(横井軍平さんの枯れた技術の水平思考に近い)、今回のアイデアはハンドパペットという古くてニッチで進化していないオモチャを、その方法論で拡張というかハックしたプロダクトになっています。

普段はインタラクティブな陸上競技場やら、自動的に歌詞がアニメーションするスマートスピーカーやら、テクノロジーを使ってかっちょいい感じのモノを作っている僕らが、ヌイグルミを作っているのがまさにwhateverな感じで最高に楽しいねw といいながらチクチクと作っております。でも、僕らにとってこれらは本質的には同じ姿勢で取り組んでいるプロジェクトなのです。一番大切なのは「新しい視点・新しいアイデア」であって「新しいテクノロジー」ではないというのは僕らがいつも話していることで、ヌイグルミだって僕らにとってはまだまだ新しく面白いことをできるフィールドなのです。

こういった自社開発案件をWhateverでは、クライアントプロジェクトと同等に大切にしています。フィーがないとか低いとか、ブランドが大きいとか小さいとか、そういうところから話をはじめる人は弊社には一人もいなくって、面白ければみんなでサポートして自社案件としてでも実現するというのが基本姿勢となっています。もちろん普段クライアントからクリエイティブで対価をいただいている以上、そういった業務を優先しますが、隙あらばこういった面白いアイデアをもっとたくさん世の中に増やしていきたいと虎視眈々と狙っている猛者ばかりです。そんな環境の方がクリエイティブにとって「健やか」だと思うし、僕ら自身の変な発想力のデモンストレーション・セルフプロモーションにもなると考えています。よく、お金にならないものはサイドライン/個人プロジェクトということにして特にサポートしない組織を目にしますが(僕が過去に所属したエージェンシーは大体そうでした。そのくせ話題になるとクレジットに社名いれろとか言われたり...)、そういうのはちょっとダサいなぁと思ってしまいます。願わくば、そういった個人の想いを大切にして、どんどん変なものの実現をサポートできる組織であり続けたいなと思っています。

最後に改めて、恥ずかしげもなく再告知させていただきますが、昨日からPuppet GutsはKickstarter(やっとこさ日本円も対応し始めてくれた!)でクラウドファンディングが始まったので、是非とも興味を持っていただけたら、上記リンクからご支援・ご購入いただいたり、単にシェアしていただけるでも嬉しいです!よろしくお願いいたしますー。


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