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#3 子育ての秘訣はティータイム

 3学期に道徳の授業をやると職員会議で宣言しました。早速先生たちがこの題材でお願いしますと持ってきた資料に目を通すと、授業のねらいである「困難を乗り越えて挑戦することが、日々の生活を充実することにつながる」ことが言いたいのねと、中学生なら読めば誰もが気付けると思い、大変な宣言をしてしまったと震えが止まらないオカマサです。
 授業づくりの様子は、後日お伝えします。お楽しみに!

さて、今日は、PTA講演会の講師のお話をお伝えします。その講師は、歌手の木山裕策さんでした。

 講演の中で、木山家の子どもとのコミュニケーションの取り方がとても印象的でしたので紹介します。子育ての秘訣は「ティータイム」だったそうです。

 木山さんは、2008年に「home」という曲で紅白に出場しました。講演では木山家の子育てに関する話でした。子育ての秘訣の一つは、家族でティータイムをとるということでした。子どもが小さいときは、子どもたちの「ねえ、聞いて、聞いて」のオンパレードだったようです。なんとなく想像がつきます。中学生くらいになると、奥様との会話に入ってくることはないのですが、ただ聞いているだけだったようです。思春期の親子関係ですね。それを過ぎると、また会話に加わるようになったそうです。今度は聞いてではなく、自分はこう思うと考えを主張するようになったようです。社会の出来事に対して、親と対等な立場で意見を交わすティータイムがその後、自分の将来の道を決める際にも有効に働いていたのではないかと振り返っていました。

「校長だより」より

 思春期の頃は、子どもとなかなか会話ができない家庭が多いと思います。それでも子どもは親や大人の様子を見ています。大人の会話には興味関心があるのもこの時期だと思います。無理に会話に巻き込むわけでもなく、「ティータイム」を続けていた木山家の「home」の温かさを感じました。今でも木山家では「ティータイム」を続けているようです。

 明日の帰りにコンビニでスイーツを買って、ぜひ「ティータイム」を楽しんでみてはいかがですか。

ご支援いただける方には、全力で感謝申し上げます(^_^)/