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#24 Padletを通じた学びの共創 〜八丈島三根小学校からの報告〜 

スーパーに買物に行く前に、日用品を買うためにドラッグストアに立ち寄ったら、自分が買う予定の食料品がすべて揃っていて、「ドラッグスーパー」と名称変更を提案したいオカマサです。どっちでもいいですね。

さて今日は、Padletの実践事例報告会に参加して、再確認できたことをお話します。

以前の記事でPadletについてはご紹介しましたた。

このPadletを学校全体で活用している東京都八丈島の三根小学校の先生方が実践報告を行う研修会に参加しました。まずは、休日の夜に実践を報告するという同僚性の高さを感じました。Padletを活用した授業について、普段から職場でも対話しているのだろうなあと思いました。学校HPの研究発表の資料を見ると、どの学年でも活用しています。ここがPadletの魅力の一つだと思います。

今回の実践報告会で再確認したことは二つです。一つは、コミュニケーションの幅が広がること。もう一つは、共有することの利便性です。

コミュニケーションの幅が広がる

今回の報告会で三根小の先生が「子どもたちの交流が広がる」とおっしゃっていました。同じ空間にいれば直接話せるのでオンラインでの交流は必要ないのではないかと思っていました。今日の報告では、自分の意見に対して一言コメントや「いいね」がとても励みになったり、普段話をしない人とも関わったりすることができるということでした。

確かに、友達とは休み時間に遊びの中でコミュニケーションをとっていますが、学びの中で自分がもっていない視点や考え方には、できるだけ多くの人と関われることで触れることができます。その時に一言交わすことで、その後のつながりが生まれます。このような小さなつながりを繰り返すことで、少しずつ太く広く繋がっていくと思いました。

また、学級だけでなく、異学年や地域の人などともURL一つで、アプリやアカウント無しでつながることができます。これは、地域と共に学ぶこれからの学校での活用が期待できます。これまで外部講師をお招きした際に、授業の感想を書いたプリントを渡していましたが、Padletを使うと、感想へのコメントも返してもらえて、また一つつながりができると感じました。

共有することの利便性

Padletの魅力は、意見をリアルタイムで共有できるところにあります。友達の意見を共有することで新たな視点を獲得しやすいという利点があります。それに加え、Padletにはコメントや「いいね」を送る機能もあります。この機能を生かすことで、相互評価を行うことができます。友達の良さを認め合っていることを教師は確認し、その良さを価値付けしたり、子どもたちが気付いていない良さを教師が評価することで、さらに相互評価の質を高めることにも繋がります。

教師にとっても、ノートやプリントを集めて評価していたことを考えると、一度に確認できることは、仕事の時短にも効果的だと思いました。

今回の実践報告会で得たことを、自分の「半径5m」に広げていきたいと思います。


ご支援いただける方には、全力で感謝申し上げます(^_^)/