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#7 自分の好きを見つける 〜日常生活での自己発見〜

先日、MRIの検査を受けた病院から着信がありました。少し心配しながら折り返したところ、初診の会計で支払い不足分の請求にホッとしたオカマサです。(会計システム大丈夫ですか💢)

さて、今日、来週の道徳授業の下見で、教室をのぞいたら「幸せな仕事とは?」というテーマの授業をしていました。多くの生徒が「自分の好きなものを探す」という意見を書いていましたので、今日の記事は「自分の好き」をテーマにお話します。

まずは、校長だよりに投稿した「自分の好きを見つける」を紹介します。

昨日の出張先にさかなクンのイラストが展示されていました。さかなクンがTV等に出演するようになったのは2000年頃。もう20年以上前なんですね。魚好きの濃いキャラの人だなあと思ってTVを見ていました。

その後、大学の客員准教授、名誉博士号取得と海洋学の専門家としての道を歩んでいます。

教師として年数を重ねてきて、ある時さかなクンのすごさを感じました。子供の頃からの自分の「好き」を持ち続けることのすごさです。一つの「好き」を継続していなくても、今の「好き」に触れて過ごす時間をもつことは、豊かな生活につながります。

多くの生徒は今、SNSやYouTubeやゲームに触れていると思います。それらの何が好きなのかを突き詰めていくと、それらは、自分の「好き」の媒介で、その先に自分の「好き」があるのだと思います。

なぜ好きなのかを自分に問いて、自分の「好き」を見つけてほしいです。

9/16「校長だより」より

さかなクンのように、好きなことを仕事にできることが理想ですね。自分の好きなことは、これから先にあるかもしれませんが、多くの場合、これまでの人生の中にあることが多いと思います。特に幼少期です。この時期は、好きなことに没頭することができます。自分の好きを探るには、幼少期を思い返してみると気付くかもしれません。

また、さかなクンの場合は、「魚」そのものが好きだったわけですが、生き物を飼うことが好きな場合もあります。今の子どもたちの多くは、ゲームが好きといいます。ゲーム好きでも、人によって好きなゲームは様々です。なぜそのゲームが好きなのか、どこが楽しいのかなど、子どもに質問してみると、子どもたちは考えます。私のおすすめすは、子どもに「プレゼン」してもらうことです。

「このゲームの面白いところを教えてよ」「ハマるポイントを3つ教えて」などを提示すると、そのゲームの魅力や自分が好きなところを探り始めて、伝えようとしてくれます。

子どもたちが自分の興味を発表することは、彼らのプレゼン力を高めるだけでなく、自己理解も深めます。これを日常生活に取り入れていくことで、少しずつ力がついていきます。a.schoolさんのnote記事にもあったので紹介します。

プレゼンすることで、好きなものと向き合い、自分自身を深堀りすることに繋がります。自分自身で気付けないところは、プレゼンを聴いた大人が、「つまり、〇〇が好きだということなんだね」などと返すことで気付きやすくなると思います。このアプローチは、家庭だけでなく、学校や地域コミュニティでも有効です。自分の『好き』を共有することで、互いの理解を深め、より豊かなコミュニティを築くきっかけにもなります。

ご支援いただける方には、全力で感謝申し上げます(^_^)/