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忍術師との出会い(前編)

何から、そしてどこまで書いたらいいのか、少し迷っていますが、忍術師との出会いを回想しながら、書いてみたいと思います。

かれこれ、30年以上も前の話になります。

まだ私が中学生、いや小学生の頃、西洋医療とは正反対の施術により身体を治す忍術師に出会いました。

気功師のように、身体に手を触れず遠隔の「気」で治療する施術手法とはまた異なり、身体に触れながら不調となる箇所を探り出し治していく施術でした。

うまく説明ができないのですが、身体の不具合の部位にある不用なモノが先生の手から取り出され(実際に目に見えるモノではありませんが)、それが先生の身体を流れ、片方の手から外に排出されるのです。

このようなエネルギーの動きは、私が施術を受けながら感じていたことですから、実際のところ正解かどうかは不明です。

ともあれ、骨折なら一発で完治させられるほど、かなりの力のある方でした。
そのため先生のもとには、日本のみならず世界中からSP付きで様々な方が来ていました。

なんで、そんな人が!!と
ぶったまげるような方々ばかりで😂

一般家庭の私の家が足を踏み入れるような場所ではないのに、なぜか足を踏み入れ、かつ治療は終わったのに、有難いことに、その後も長いことお付き合いさせていただいてました。

先生との出会いは、祖父が生死を彷徨う交通事故で手脚が不自由になったとき、少しでも歩けるようにと、事業を経営してる祖母方の兄弟が紹介してくれたのが、きっかけでした。

そこから、祖母、父、母、三女、次女と、先生の元へ通いつめました。

そして最後に私の番になるまで、かれこれ4、5年はたっていたと思います。

ですから、一度もお会いしたことはないのに、家族が毎回のように驚かされた話や術をかけられ身動きが取れず怖かった話(←これは母が悪い)をするので、私もすでに会ったことがあるかのような気になっていました。

なお、家族が同時に施術にいけなかった理由は、一見さんお断りで予約が取りにくかったのと、一回の施術で福沢諭吉様がとんでゆくため、父のお給料ではやりくりできなかったのです😂

父は、増築も含め3回家を建てますが、
それでも「先生に出会っていなければ、もう一軒家をたてれた」と言うほど、諭吉紙幣がニコニコ笑って勢いよく飛んで行ってたのです!

なので、出会いの時期があやふやな理由は、私がその忍術師の先生にお世話になるまで、家族内で順番待ちであったためなのです。


ようやく、私の施術の日。

誰かからの紹介でしか行くことができない秘密の場所。そこは住宅地にある、看板もなにもない、どこといって特徴のない、大きな一軒家でした。

当日、両親からは先生は怒ると怖いから、
質問されたことだけに答えるようにしなさい、
と言われてました。

しかし、実際お会いしてみると聞いていた話と異なり、先生はニコニコ笑って、冗談をまじえ話してくれる優しい方でした。

聞いてた話と違うと思い、帰りの車の中で
そのことを父にいうと、どうやら

「どうしてか、お前が行く日は先生機嫌がいいんだなぁ!」というのです。

自分で言うのはなんですが、多分、気に入られっ子だったみたいなのですね。笑

それに纏わるエピソードがありますので、いくつかご紹介したいと思います。

「明日、朝早く娘をつれてこい」
「予約時間より、早くきなさい」
そういった電話が先生からかかってくることが時折あったのです。

父にとって
先生に言われたことは絶対でしたから

私は学校に午前中をお休みする連絡をして、先生のご自宅へ向かうのです。

私たちが到着すると、先生から声をかけられた方々が既に沢山集まっていて、その人たちが誰かに群がってサインをお願いしたり、写真をとってもらったりしていました。

群れの隙間から覗くと、

そこには、

なんとテレビでよくみる
有名なスポーツ選手が!!

しかし、当時の私はというと、残念ながら男子が好むスポーツに興味がなかったのです。よって、言われるがままサインを書いてもらい、写真をとってもらうのが常でした。


今、あの時の写真をみると、私の顔は顰めっ面。
心底、オモロくなかったのでしょう!笑笑


一番興奮し嬉しがっていたのは
私ではなく付き添いの父でした!


また、ある時の治療後のことです。
先生から「このチケット欲しいか?」と
言われたことがありました。

興味もないし、チケットがどれほど入手困難なのか知る由もないため、「いらない!」と素直に断ったのです。

すると帰りの車の中で「何で欲しいです!て言わないんだ。馬鹿だなぁ、、、。あれが何のチケットか知ってるか」と、父に言われました。


そういうときは、お菓子を頬張りながら「知るか!いらないものは要らないんだ!」と、

車窓の外の、茶畑の先にある工場の煙突から、もくもく煙がでている風景をみては、一人呟くのでした。

とは言え、高校時代はゴールデンレトリバーが、短大時代はPRADAの財布が欲しくなり、治療に行くたびに、「先生、私、あれが欲しいの!」って、よく話していたら、

ゴールデンレトリバーは先生のお母様の家のお隣さんがブリーダーであり、お譲りいただくことになり、財布はイタリアのある方々が献上品のひとつとして先生に贈られた品をいただくことができ、犬もPRADAの財布も、不思議な流れで私の手元に入ってきたのでした。

あとは、珍事件として、大学で考古学研究をしていた三女が発掘調査にいった後の憑依話でしょうか。

これについては、次回に書いてみますね。

それでは今日はこれで
アビアント〜🌸

トップ画像はメイプル楓さんの
イラストをお借りしました。
ありがとございました♪



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