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【ライフシフト塾が目指すこと①】 「他人モードの人生」から「自分モードの人生」へ


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【近々募集開始予定】

人生100年時代の『軸足』を定める ライフシフト塾

講座第1期生(モニター回)

ご案内までもう少々お待ちくださいませ^^

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さて、これまでは6回にわたって

「人生100年時代のキャリア戦略とは」

という一般教養的なテーマについてお話をさせていただきました。


そして今回からは、そのような 「外部環境」 を踏まえて、

「このライフシフト塾はどのような取り組みを行っていくのか」

というテーマに移っていきたいと思います。


ということで本日は 「ライフシフト塾が目指すこと」 というテーマの1日目、


「他人モードの人生」 から 「自分モードの人生」 へ


というトピックについてお話したいと思います。



1. 「自分モードの人生」 を生きていこう


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これまでの説明で、「人生100年時代のキャリア戦略」でキモとなることは


「まずはモチベーションの源泉となる 『自分が大切にしている価値観』 をしっかりと認識すること」

「そしてその 『自分が大切にしている価値観』 を軸(選択基準)として、これからの仕事を選び、学びを継続していくこと」


であるとお伝えしました。


そのような 「あるべき姿」 を踏まえると、自ずとライフシフト塾が目指す主たる方向性も定まってきます。


つまりこのライフシフト塾は、


「自分の価値観を軸(選択基準)にしてキャリアを展開していく」


という生き方を目指すものであり、「直感と論理をつなぐ思考法」(ダイヤモンド社 )の著者:佐宗 邦威さんの言葉を拝借しますと


「自分モードの人生を生きていく」


という生き方へのシフトを目指していきます。



2. 「他人モードの人生」 から脱却しよう


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「自分モードの人生」 とはどういう生き方かを理解するためには、その逆パターンを考えるとよりイメージしやすくなります。


その逆パターンの人生とは、 「他人モードの人生を生きていく」 ということです。


「他人モードの人生」とは


「このように生きるべき」 という 「世間や他人からの声」 に従って

自分の感情を置き去りにし、人の期待にひたすら応え続ける


という人生ですね。


私もまさに長い間そのような生き方を続けてきましたが、これは多くのサラリーマンの方に当てはまる状況ではないでしょうか。


そしてこれは特に 「優秀なビジネスパーソン」 に多いパターンだったりします。


といいますのは、優秀な方は優秀であるが故に

上司からのオーダーにいろいろと応えることができるので評価されます
評価されるとさらに難易度の高い仕事が降ってきます
さらに頑張って応えるとまた評価されて、、、

という感じで


「他人が投げてくる 『難しいタスク』 というボールをひたすら打ち返す」


というループにはまってしまいます。


「他人の期待に応える」 というのは仕事の基本であり、生存戦略としては全く持って正しいことではあります。


しかし、それをひたすらやり続ける人生というのは、「キャリアの『軸』となるもの」のパートでもお話したとおり、80歳まで働く時代ではとてもじゃないですが心が持たなくなります。


そんな 「他人モードの人生」 ではなく


まずは自分の価値観を軸 (選択基準) にして『どんなことをやりたいか』を考え

次に、どうすればそれを 『他人の期待』 に接続できるかを考える


ライフシフト塾はそのような 「自分モードの生き方へのシフト」 を目指していきます。


3. ニセモノの 「自分モード」 に注意!

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「他人モードの人生」からの脱却に関して、もう1つ注意すべきこととして、


「ニセモノの自分モードに惑わされない」


ということがあります。


それはどういうことかといいますと、例えばSDGsへの取り組みなど


 「社会的に大切だと言われていること」を「自分の使命だ!」と定めるケース


でおきがちです。


そのようなケースについて、「働く大人のための『学び』の教科書」(著者:中原淳・かんき出版)では以下のように言及されています。


残念ながら、重要性はわかっていつつも長続きしなかったことや、結局、キャリアを切り開くことには貢献しなかったことは何かというと、「世間的に、やればいいと言われていること」や「社会的に大切だと言われていること」です。
重要性は頭でわかっていつつも、興味関心が持てない場合には、やはり長続きしません。


これまでお話してきたように、これらに関する取り組みが 「自分が大切にする価値観」 と重なっていれば問題ないのですが、そうではないとき、中原教授が指摘するような「バーンアウト」が発生してしまいます。


このいわば 「慈善心ドリブン」 による社会課題への取り組みというのは、「自分は社会に良いことをしているんだ」 という一種の高揚感をもたらすことから、


あたかも 「自分モードの人生を生きている」


かのように感じさせる場合もあるため、注意が必要です。


実際に私の周りにも、 「社会的に意義のある仕事だから」 ということで 「自分はやりたいことをやっている」 と長年思い込んでいたものの、あるとき 


「実はニセモノの自分モードだった」 


ということに気づかれ、改めて 「本当の自分モードの人生」 にシフトされた方がいらっしゃいました。


ただ、このパターンが怖いのは、例え途中で 「ニセモノの自分モードだった」 と気づいたとしても、 「社会的に良いことをやめることへの罪悪感」 から、やめるにやめられず、バーンアウトへと突き進んでしまう怖れがあることです。


そうならないようにするためにも、SDGsに代表されるような 「明らかに社会的に良いコト」 に取り組む際は、自分の軸である 「自分が大切にする価値観」 と照らし合わせ、


「これは 『本当の自分モード』 なのか」


と、今一度自分自身に問い直す姿勢が大切になってきます。


そんな 「ニセモノの自分モードの人生」 に惑わされることなく、 「ホンモノの自分モードの人生」 を送っていくためにも、ライフシフト塾は 「何をやるかの選択基準」 となる 「自分が大切にする価値観」 の自覚を最も大切にしていきます。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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