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RB2023 二度目の決勝戦

3月初旬の初戦から約4ヶ月が経った春の大会も、天候不順などのため7月に入ってようやく決勝戦を迎えました。勝ちを積み重ねてきた我がRBにとっては、延長サドンデスでの敗北を喫した以来の決勝の舞台…メンバーの想いは一つ「優勝すること」しかありません。

本日はO監督代行を真ん中にゲーム前のミーティングを行い、士気を高めました。

前々から予定されていた所用により、S監督が不在というイレギュラーな日となりましたが、常に危険管理を施しながら活動する我がチームは、主将経験もある捕手のO選手を監督代行に立てて準備し、戦いに臨みました。
先発マウンドは大黒柱のK投手。大会中はほぼ一人で投げ抜き、雌雄を決するマウンドへ挑みました。

この日は後攻。緊張の立ち上がりを被安打1・奪三振2の打者4名で終えたK投手。

梅雨の真っ只中でしたが、予想最高気温は33℃。試合開始は13:30近くであり、ちょうど最高気温の最中に行われた試合でした。敵は相手だけにあらず、激しい暑さも加わっての消耗戦となりました。

大事な初回をゼロで終えるため、まずはリードに集中するO捕手。

攻撃の先陣はチームの切り込み隊長の1番K選手。カウント1-1から振り抜いた打球はセンターオーバーいきなりのツーベースで出塁。続く2番T選手の遊ゴロが相手エラーを誘い無死1・2塁のチャンスを作りました。しかし二飛、遊ゴ、中飛で凡退となり、先制することはできませんでした。

どんな時もフルスイングの1番打者として定着しているK選手。
塁上では、お決まりの手裏剣ポーズでチームを活気づけます。
久々の参加で5番一塁スタメンのM選手。
先制タイムリーの期待が高まりましたが、中飛に倒れました。

2回、5番から始まった相手先頭5番打者の打球は、センターの頭を越える同じようなツーベースで出塁。続く6番にもレフト前ヒットを打たれ無死1・3塁のピンチに。ここでK投手が早くもギアを上げて三振、二飛と二死まで漕ぎ着けるも、2巡目となった1番の打球は大阪から駆けつけたショートI選手の手前でゴロが跳ね上がり、グラブをかすめボールはレフト前へ。先制を許してしまいました。

「今日こそは優勝の瞬間を見せてくれ!」と、猛暑の中での子連れ観戦に勤しむ元T選手。
遠く岩手から駆けつけた地方メンバーのT選手。見る度に体型が立派になっていく気がしますが、
的を得た愛情たっぷりの発言も変わることなく立派です。(笑)

先制を許した後の2回の攻撃は、あっけなく三者凡退。上位につながる3回の攻撃も、9番I選手が三ゴで一死。ライトのエラーで出塁した1番K選手はまさかのけん制死で二死。2番T選手は三振と、チグハグな展開が続きました。

ファウルボールを洗いながら、味方の勝利を祈念しつつ
(ちゃっかり)審判席近くで涼を取るベテランT選手。
大阪から来て今回も「全力プレー」を体現するI選手。
「オレが何とかする!」気迫の全力疾走です。

4回表の守備は簡単に二死を取った後、右中間を破るツーベースを打たれましたが後続を断ち、追加点を許しませんでした。

悲願の一部優勝を見届けようと、OBの方々も応援に駆け付けてくれました。

我がチーム4回の守備では先頭の投ゴをファンブルとけん制悪送球、さらに慣れないレフト守備で内心浮き足立つK主将を何でもないフライが襲い、期待通りのエラー…自分たちが招いた無死2・3塁のピンチとなりました。
3巡目の1番打者は投飛で一死。2番打者の打球は、この回より守備についたライトK選手の手前を襲います。かつて「人間魚雷」の異名を持ったK選手は、ここで一か八かのスライディングを試み、見事にキャッチ!! 飛び出した三塁走者までアウトとなり、起死回生のゲッツーでチェンジとなりました。

大喜びの仲間に迎えられ、ベンチに戻るK選手。

ビッグプレーが飛び出した後の4回裏の攻撃。力投を続ける先頭の3番K投手は目の覚める右中間真っ二つのライナーを放ちました。ベンチの誰もが「同点HRだ!!」と盛り上がる中、判定はツーベースに。
それでも無死二塁のチャンスでしたが、気負いからか4番以降はフライを連発…ここも同点とはならず、さらに増した暑さも加わって1点がより遠く感じる展開となりました。

幻の同点HRを放ち、ガッツポーズを決めるK投手。


二死一・二塁での打席「ここは頼む!」の場面であえなく右飛に倒れたO捕手。

8番K選手から始まった5回裏の攻撃は三者凡退。ついに1点ビハインドのまま、最終6回を迎えました。二死2塁の一打同点場面で、左の代打H選手。
これまで何度も劣勢を跳ね除けて勝ち上がってきただけに、この一打にベンチの誰もが期待していましたが、悔しい三振でゲームセット。

ここ一番で思い切りの良さが発揮できず、苦い打席となったH選手。

酷暑とも言える中、ピンチを招いても鬼気迫るK投手の投球やK選手のビッグプレー等で流れを引き寄せたかに見えましたが、点に結び付けなかった攻撃で、今回もわずか1点に泣く結果となりました。
幸いにも、今月末には次の秋季大会初戦が控えています。「オレたちは弱く、足りないから負けた」ことを素直に認め、さらに厳しくなる暑さへの対策を施しながら、次戦に備えます。
Let‘s fight together again.

表彰式にて準優勝のカップ等を受け取るK主将とベテランM選手・T選手。
まるで会社幹部による謝罪会見の姿!?です。
またも敗者の整列となったチーム一同。
この雪辱は、次の秋季大会で必ず晴らします!

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