まさき

会社員。小説が好きです。2021年7月19日から『1日ひとつ何か書く』を継続中です。最…

まさき

会社員。小説が好きです。2021年7月19日から『1日ひとつ何か書く』を継続中です。最近はちょっと哲学的な日記を書きたいなと思って書いてるとこです。

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  • 短編小説とエッセイ

    短編小説もどき(断片小説)と日記とエッセイを不定期で書いています。 『だれかが見つけていても、じぶんのことばで』

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  • Drive!! 【5章】(ボート X 小説)

    大学のボート部を舞台にした小説です。(第5章#126〜)

  • Drive!! 【4章】(ボート X 小説)

    大学のボート部を舞台にした小説です。(第4章#67〜125)

  • Drive!! 【3章】 (ボート X 小説)

    大学のボート部を舞台にした小説です。(第3章#46〜#66)

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『Drive!!』(ボート x 小説)

もういいって。放棄する気持ちとは矛盾して鐘の音が鳴る。 嫌味なくらい機械的な音がひとつだけ。なんか工場で商品が出荷されるときみたいじゃないか。高校生のランナーが5…

100
まさき
1年前
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入塾希望じゃありません。

黙々と資料を作っていると、隣にどさっと誰かが座ったのがわかった。 「さっき言ってたのこの資料なんだけど」 と依頼はしていないけど、説明を始めてくれる。 塾の生徒と…

まさき
10時間前
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爆睡できたら嬉しい

何も心配なく眠ることができる時間って大切だ。 今日は夕方に散髪の予定が入っているけれど、到底寝坊しない時間帯だ。 せっかくの休みなのに、と思わなくもないくらいし…

まさき
1日前
3

それならそれで

いろんな人が生きているから自分に合わない人も中にはいる。 そして、その人が今どんな状況下にもよって合う時期もあれば合わない時期もある。 だから人と険悪になっても…

まさき
2日前
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マリオのボーナスステージ

人生は例えるとマリオのボーナスステージかもしれない。 コインが無数にあるステージで時間制限の中でどれだけコインが取れるかと仮定してみる。 そういう状況だと敵なん…

まさき
3日前
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古いナビ

今日は出張先が新たしい施設で自分の車のナビに目的地が記載されていなかった。 地図とかってすごく示唆的だなーと、道に迷いながら思っていた。 新しい道をアップデート…

まさき
4日前
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形のないモヤモヤ

不安なこととか、心配事とか何にもないはずなのにモヤモヤすることがある。 その根源を探ろうとしているうちに、「そういえばこんな嫌なことがあった」とか「こういう大変…

まさき
5日前
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周りはみんな味方

すごく大きな心の変化に気がついた。 これまで周りはみんな敵だと思っていたけど、最近はみんな味方になってくれるなと感じる。 自分が期待する自分と、周りが期待する自…

まさき
6日前
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ひとりからの「あいつ嫌い」を跳ね除けるために

誰か1人からだとしても「あいつ嫌い」と思われることがすごく怖い。 それを跳ね除けるためは沢山の人にこれでもかっていうくらい好きでいてもらわないと難しい。 そうや…

まさき
7日前
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種火が戻ってきたら

昔自分の書いていたボート小説を、フォローしてくださる方がいた。 それをきっかけに自分の文章を読みかえす。 ぜんぜん下手くそだし、たまに誤字なんかもある。でもなん…

まさき
8日前

お先に失礼します

昔々は自分は不幸であるべきだと思っていた。 それによってできる連帯もあるし、不幸である前提の方が、幸福から落ちる不安もないし、それはそれで良いかなと思っていた。…

まさき
9日前

1番気持ち的なキツい1週間を乗り越えた

連休が終わってしまって、その後の1週間をなんとか乗り切った。 頭が働いてない感じがするけれど、それでもなんとかやり過ごした感じだ。 来週からはもっと本格的に頑張り…

まさき
10日前
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「お疲れ様です」以上のことを言いたい

会社ですれ違う人たちに何気なく「お疲れ様です」と言う。 なーんにも言わないよりぜんぜん良い。 でもちょっと気の利いたこと言いたいなと思う。 相手の見た目などに言…

まさき
11日前
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勢いを大切に

実力で言うと絶対に自分の方が劣っているけど、勢いで抜擢されてその後に能力を追いつかせる。 スポーツやっている時ってそういう感じだった。 陸上部の時もベストタイム…

まさき
12日前
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Reading novel is similar with eating vegetables.

Reading novel is similar with eating vegetables. 小説を読むことは野菜を食べることに似ている。 That is nutrition of my mind. 心の栄養だ。 Of course I like “ja…

まさき
12日前

口の人 手の人

会社で働いていると「口の人」と「手の人」に会う。 口の人は色々とごちゃごちゃ理想を言うだけで、何も動かない、あるいは人を動かそうとする人。 マネジメントで部下の育…

まさき
13日前
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『Drive!!』(ボート x 小説)

『Drive!!』(ボート x 小説)

もういいって。放棄する気持ちとは矛盾して鐘の音が鳴る。
嫌味なくらい機械的な音がひとつだけ。なんか工場で商品が出荷されるときみたいじゃないか。高校生のランナーが5000mのラスト一周に向かおうとしているって言うのに。もうすこし人間味のある音は出せないものか。先頭集団が通過したときには、抽選で一等が出たみたいに派手に何度も音を鳴らしてたくせに。それにしても呼吸がきつい。顎を上げると、灰色の雲が無愛想

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入塾希望じゃありません。

入塾希望じゃありません。

黙々と資料を作っていると、隣にどさっと誰かが座ったのがわかった。

「さっき言ってたのこの資料なんだけど」
と依頼はしていないけど、説明を始めてくれる。
塾の生徒と先生のように、会話というにはあまりにも一方的なインプットが始まる。

自分の中に溜まった知識を放出したくて堪らないのだと思う。それがその人の癒しに繋がるならと興味のあるふりをして聞く。
実際にとても有益な情報ではあるものの、今は目の前の

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爆睡できたら嬉しい

爆睡できたら嬉しい

何も心配なく眠ることができる時間って大切だ。

今日は夕方に散髪の予定が入っているけれど、到底寝坊しない時間帯だ。
せっかくの休みなのに、と思わなくもないくらいしっかりと眠った。

ふとジャンプする時のイメージが浮かぶ。

何にもしてなくて大丈夫なのか?と思うくらいの時期や時間があったって良いのだと思う。

ジャンプの前に屈むとき、高いどころか自分は低い位置に行っている。

でもそうせずに今いる位

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それならそれで

それならそれで

いろんな人が生きているから自分に合わない人も中にはいる。

そして、その人が今どんな状況下にもよって合う時期もあれば合わない時期もある。

だから人と険悪になってもそんなに気にすることはない。
どこかで時間が経てばまた普通に話せる時が来る。

それにその人に固執しなくても楽しく話せる人はたくさんいる。

そう思うとちょっと楽になる気がした。

マリオのボーナスステージ

マリオのボーナスステージ

人生は例えるとマリオのボーナスステージかもしれない。

コインが無数にあるステージで時間制限の中でどれだけコインが取れるかと仮定してみる。

そういう状況だと敵なんか無視して、コインを取りまくるはずだ。

考えを人生に戻すと、やはり嫌いな人と関わっている暇なんてないのだ。

チャリーン、チャリーンとコインを獲得する音を鳴らし続けるかの如く、自分の楽しめることに集合するだけで人生の持ち時間はパンパン

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古いナビ

古いナビ

今日は出張先が新たしい施設で自分の車のナビに目的地が記載されていなかった。

地図とかってすごく示唆的だなーと、道に迷いながら思っていた。

新しい道をアップデートしていないと、とことん非効率な道を進んでしまうし、
ざっくりとした方向性は分かっているけど、最終的にどこに行き着きたいのかは進みながら考えたり、自分で決めなきゃいけなかったり。

「目的地’’周辺’’です」
とは言ってくれるけどそれはあ

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形のないモヤモヤ

形のないモヤモヤ

不安なこととか、心配事とか何にもないはずなのにモヤモヤすることがある。

その根源を探ろうとしているうちに、「そういえばこんな嫌なことがあった」とか「こういう大変そうなことがあった」と後から事実が追いついてくることがある。

その事実って後から考えたら別に今悩むことでもないし、そのくらいの大変なことってあるのが普通だったりする。
でもなぜかそういうのって薄っすらと膜が張って離れないみたいに長引いた

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周りはみんな味方

周りはみんな味方

すごく大きな心の変化に気がついた。
これまで周りはみんな敵だと思っていたけど、最近はみんな味方になってくれるなと感じる。

自分が期待する自分と、周りが期待する自分がピッタリ合ってきて健やかに暮らせている証拠かもしれない。

ありがたいことだ。
感謝したい。

少し違う角度だけど、何かを本気でやろうと思うと、それをすでにやっている人に敬意が表せる。
だから仕事もなんでも馬鹿にせずやってみると、実は

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ひとりからの「あいつ嫌い」を跳ね除けるために

ひとりからの「あいつ嫌い」を跳ね除けるために

誰か1人からだとしても「あいつ嫌い」と思われることがすごく怖い。

それを跳ね除けるためは沢山の人にこれでもかっていうくらい好きでいてもらわないと難しい。

そうやって自分のことを好きだったり応援してくれる人が沢山いれば、
「まぁそうやって俺のこと嫌う人もおるわな」と思うことができると思う。

でもそうやって多くの人に嫌われないようにって生きてる人って周りから嫌われたりするんだよなぁ。

自分でも

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種火が戻ってきたら

種火が戻ってきたら

昔自分の書いていたボート小説を、フォローしてくださる方がいた。
それをきっかけに自分の文章を読みかえす。

ぜんぜん下手くそだし、たまに誤字なんかもある。でもなんか良いものを書きたいとか、自分の心をぶつけようみたいな気概が感じられる。

それに触発されたのもあるかもしれないけれど、なんかもう少ししたらまとまったもの書くぞーという気持ちが湧いてきそうな気がする。

スポーツに限らず広く生きている中で

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お先に失礼します

お先に失礼します

昔々は自分は不幸であるべきだと思っていた。

それによってできる連帯もあるし、不幸である前提の方が、幸福から落ちる不安もないし、それはそれで良いかなと思っていた。

でも最近自分は結構周りの人に助けてもらえるし、幸せになっちゃって良いんだと呪縛から解き放たれたような気がする。

変な拗らせ方をせず、健やかに暮らすことで間接的に誰かを幸せにすれば良いのだし、自分自身に変な呪いをかけずに幸せになってや

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1番気持ち的なキツい1週間を乗り越えた

1番気持ち的なキツい1週間を乗り越えた

連休が終わってしまって、その後の1週間をなんとか乗り切った。
頭が働いてない感じがするけれど、それでもなんとかやり過ごした感じだ。
来週からはもっと本格的に頑張りたい。
体調壊さない程度に。

でも最近思うのが、会社にいると色んな人に話しかけてもらうことが増えてきている感じがして嬉しい。

広く色んな方と仕事で関われるようになってきているのもあるし、仕事で関係ない人にも話しかけてもらってそういうの

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「お疲れ様です」以上のことを言いたい

「お疲れ様です」以上のことを言いたい

会社ですれ違う人たちに何気なく「お疲れ様です」と言う。
なーんにも言わないよりぜんぜん良い。

でもちょっと気の利いたこと言いたいなと思う。

相手の見た目などに言及すると、時代的にもアレなので気軽に「髪切りましたか?似合ってますね」とか言える人と言えない人がいたりするのだが、それでも「こないだ打ち合わせありがとうございました」とか「タイガース勝ちましたね」とかとか、その人固有の何かを言いたい。

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勢いを大切に

勢いを大切に

実力で言うと絶対に自分の方が劣っているけど、勢いで抜擢されてその後に能力を追いつかせる。
スポーツやっている時ってそういう感じだった。

陸上部の時もベストタイムは2番手だったけど1区を走ったりしていたし、ボート部でもエルゴのベストでは8位に入っていないけどエイトに選んでもらったりしていた。

今会社でもそういう立場なんだと思う。
未来の期待値込みで抜擢していただいてる感じの仕事をしている。

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Reading novel is similar with eating vegetables.

Reading novel is similar with eating vegetables.

Reading novel is similar with eating vegetables.
小説を読むことは野菜を食べることに似ている。

That is nutrition of my mind.
心の栄養だ。

Of course I like “jank food” for example comics or video games.
And I spend a lot of time

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口の人 手の人

口の人 手の人

会社で働いていると「口の人」と「手の人」に会う。
口の人は色々とごちゃごちゃ理想を言うだけで、何も動かない、あるいは人を動かそうとする人。
マネジメントで部下の育成が仕事ならまだしも、そうじゃないのにそんなことをする人がいる。

一方で手の人は自分であれこれ考えて「自分作」と言えるような仕事を手掛けているならと思う。別の部署から仕入れた情報を横流ししている情報の物流屋さんや、伝書鳩みたいにならずち

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