Masaki-wine

イタリアソムリエ協会認定ソムリエ、日本ソムリエ協会認定ソムリエ。イタリア滞在時にワイン…

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イタリアソムリエ協会認定ソムリエ、日本ソムリエ協会認定ソムリエ。イタリア滞在時にワインの楽しみ方とペアリングにはまり、帰国後レストラン、ワインショップオープン。レストランでも家庭でも楽しめるよう、色々なワインの楽しみ方を提案中。ワイン、ソムリエ、飲食店について投稿していきます。

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    • 【お願い】お店の存続のご支援をお願いします。

      いつもはワインに関するNOTEをアップしているのですが今回はお願いの投稿になりますが、フォロワーの皆様ご容赦ください。 私が経営するレストランは4月3日より休業させて頂いております。 とても難しい問題ではあったのですが、国の補償などを待っていては お客様、従業員、その周りの人達の安全が守れない、 また少しでも感染拡大に協力することが多くの方の命を守る事になる と思い早めに決断をしました。 今飲食店ができることはほぼ何もありません。 テイクアウトも慣れていない店がやることで食

      • コルクとブショネ~天然コルクはワインの栓として最良なのか?~

        普段たくさんのワインを開けていると必ず、「当たり」に出会います。 「当たり」には2つあり、1つは美味しい良質なワインに出会ったとき。 もう1つはブショネです。 ブショネとは主に天然コルクが原因で起こるのですが、現在様々なワインの栓がありながらなぜ天然コルクがほとんどのシェアを占めているのか、 今回はそこを考察していきます。 「はじめに~コルクはどのように作られる」まず、コルクの作られ方ですが、コルクはコルクオークという木から生成されます。コルクの収穫は主に1位がポルトガルで

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          イタリアの格付けの呼称、DOCG、DOCに加えて、DOPという呼称もちらほら聞くようになりました。 「DOCGは美味しいんですよね」とか「DOCGが好きです」といった言葉を 時々レストランで投げかけられることがあるのですが、 どうもDOCG、DOCなどのワインに対するイメージが様々あるようなので 参考にと思い、まとめました。 「一般的に言われているDOCG、DOC、DOPの定義」 欧州連合EU法という法律の中で、細かく決められた規定条件を満たしたものがDOCGなどの呼称を

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          「なんでイタリアの資格なの?フランスじゃなくて?」 最近では言われることが少なくなりましたが 以前はよく言われました。 一般的にはワイン=フランス というイメージがまだまだ強い中、 イタリアワイン好きは「フリーク」に近い人が多いことに気づきました。 そこで自分もハマるイタリアワインの魅力とは何なのか再考してみました。 魅力1:多種多様なブドウ品種とワインイタリアはブドウ品種が多くて「難しい、覚えられない」と言われがちですが裏を返せば、それだけ多種多様なワインがあるという事

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