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064 フィードバックという恐怖(前編)

月に1回、ハワイ在住のJimが日本のトレーナー候補生向けにメンタリングを提供してくれています。

とても深い学びにつながり、私には、大きな感謝があります。

先日のメンタリングで取り扱ったのは、「フィードバック」

職場で散々「フィードバック」を経験している私には、「フィードバック」は恐ろしく感じます。

誰か正しい評価を知っている人が、私に恐怖の裁定を下すのです。
ABCDE・・・ A超優秀、Eなら懲罰コースで矯正されるかもしれません。


より良い評価を得るためには、相手に評価される形に自分自身を整形して提供しなければならないのです。

手痛い経験が多くて、傷がうずきます。
相手は、私がどう振舞うべきか、どうすべきかを知っていて、私には選択肢がないようにも思えます。

Jimはこのフィードバックを、NVCでどう取り扱うかを教えてくれたのです。

フィードバックの方法は3つ。
◆感謝のフィードバック
◆コーチングとしてのフィードバック
◆伸びしろ(エッジ)へのフィードバック

連続シリーズとして、それぞれのフィードバックについて、私がどう受け取ったのかを書いていきます。

◆感謝のフィードバック
これは、私にとってとてもやりやすいフィードバックです。
相手の人がやってくれた、具体的な行動や言葉を表現して、それがどのように私の大事なものを満たしてくれたのかを伝えるのです。

例えば、
「あなたが今朝コーヒーを入れてくれたことで、私はゆったりとくつろげて、とてもやさしい気持ちになりました。」
などですね。

・相手の人の行動や言葉を、観察で表現すること。
・その行動で、自分のどんな大切なものが満たされたのか、満足したのかを
表現すること。
この二つが中心となります。

相手へ感謝を伝えることは、それ自体が私の心をほっと温かくしますし、相手との緊張も生まれず、とてもやりやすいのです。

感謝のフィードバックは、私が好きなもののひとつです。

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