2019夏 リトリートを終えて
リトリートを終えて、ほっとした気分の中、今の感じをメモしておこうと思います。
1 開催への想い
関東圏や名古屋圏、関西では時折、NVC関係のイベントが開催されているのですが、福岡にはなかなか機会がないと私は感じていました。
まずは福岡に、「安心・安全に心からコミュニケーションできる関係性、人と人とが語り合える場を創りたい・広げていきたい」という願いが私の中に強くあります。
そのためにNVCを継続的に学ぶ場を持ち、単発の2DAYイベントを時折開催してきました。
今回のリトリートを企画したのは、2019/2/23-24で行った福岡でのNVC講座の時でした。
リトリートならではの関係の深まりがあると、私は自分の経験から感じていて、どうしても、一度でいいから、福岡で実施したいと強く思っていたのです。
2 開催取りやめを考えたこと
5月のゴールデンウイークに長野の合宿に参加して献さん重子さんと概要を考え、6月末に募集サイトを作り終え、7月から募集を開始しました。
早割期限の7月下旬で、参加者は2名。
献さん重子さんの講座をリトリート形式で、今回の価格帯で行うのであれば、関東であればかなり早い段階でSOLD OUTしてもおかしくないのに、私の宣伝不足や企画力不足で、こんな事態を招いてしまった、という後悔が生まれました。
非常にがっかりした気持ちで、開催の取りやめについて、献さんと重子さんに打診したのでした。
3 ミーティングと奇跡と喜びと
献さんと重子さんは、Beingの合宿中で、多忙であったにもかかわらず、時間をつくってくれて、Zoomでミーティングの時間を持てました。
私はその時、「集客できない申し訳なさや、これで中止にすれば楽になれる」という気持ちを抱えていました。
私の言葉を聞き、重子さんは私の中にある大きな悲しみをくみ取ってくださりました。「ああ、私はとても悲しいんだ。」そんな気付きがありました。
「心から実施したいと願っていても、実現できない。」そんな気持ちに打ちのめされていました。
すると、献さんと重子さんから、「まささんと遊べたり、まささんのサポートになるなら、講師料を気にせずに、そして赤字になったとしても、それも分かち合いましょう」という提案をいただきました。
雷に打たれたような驚きと喜びが、私の中にそこに在りました。
4 開催してみて
リトリートの中で起きたことは、上手く言葉になりません。人数が少ないからこそできたものが沢山あります。
参加された方の、一人一人とのつながりの深さがありました。
真実を語り合う静かな場を皆で囲んだのは、私にとって大きなギフトでした。
「こんな場を、私は作りたかった。そして、それが今ここに在る。」
予期せぬ、花火大会のお祝いも。
花火を見ながら、ビールを片手に、献さんと重子さんを囲んで、みんなで、自分の知りたいことを質問しあう時間がとても素敵でした。
最終的に収支もなんとかトントン。講師料を十分にお支払いできなかった残念さもあります。
献さん、重子さん、そして共に過ごしてくださった全ての人と、参加できなかったけれど心を砕いてサポートしてくれた友たちへ
本当にありがとうございました。
私の心からの願いが、一つ、ここに顕れたのは、本当に皆さんのおかげです。
頂いたサポートは、学びを広げていくための活動資金として活用させていただきます。ありがとうございます!