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ディレ協のこれまでをちょっとだけ回想してみたって話。

こんにちは。助田です。

毎日暑い日が続きますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?

コロナの感染者も日増しに増え続け、次第に周辺の感染したよ・・、なんて悲報も耳にするようになってきまして、明日は我が身、という気持ちで感染防止を心がけてまいりたいと思います。皆様もご自愛くださいませ。

本日はタイトルの通り、ディレ協(一般社団法人 日本ディレクション協会)のこれまでをちょっとだけ回想してみるポストになります。

ディレ協の理事を2021年8月末で退任します。

ということで、仰々しくも公にお伝えしましたが、上記の通り、一般社団法人 日本ディレクション協会にて僕の役割を終えようとしています。

これまでディレ協は「デスマーチをなくそう!」→「ビジネスをデザインしていこう!」というスローガンのもと、「ディレクションは、ディレクターだけの“職務”ではなく、“スキル”である」というスタンスで、主にWebディレクションにスポットを当てた勉強会、交流会などの実施し続けてきました。

これまでイベントに参加していただいた皆さま、講義をしていただいた皆さま、休日にボランティアでスタッフをしてくださった皆さま、快く会場を貸してくださった法人の皆さま、僕と個人的に揉めた皆さまも含めて、心よりの感謝と変えさせていただきます。本当にありがとうございました!

今後のディレ協は新しい体制の元、また新たな形で活動を継続していく予定になっていますが、僕の今後は表に出る機会も多少あるため、ファウンダーとして名前を残してもらいつつ、ちょっとでものPRに貢献しつつ、外側からその活動を応援していくスタンスに変ります。

理事退任に至った裏側をかんたんに

基本は非営利目的でボランティア活動としての筋で実施していましたが、イベントでの必要経費の支払いなどもあって、講座やミートアップで数千円のチケットで販売していました。結果、売上として数十枚の札束を100円ショップのポーチで管理することになり、また個人で経費の領収書や、税金などの支払をする手間の限界を見事に迎え、2014年10月に任意団体から社団法人へと移行する流れになります。

一般社団法人化をして、鎌ちゃん(鎌田 麻三子)けんちゃん(中村 健太)と共に、3名体制の一人として理事に就任させてもらって、僕は主に事務局運営の面倒を見る担当として、裏方の役割を率先して楽しんできました。

ディレ協の活動で大きな転換期となったのがやはりコロナ。にっくきコロナ。これまでオフラインでのつながりを大事に大事にしてきたディレ協にとって、オンライン化への対応は予想以上に困難でした。

そこで2020年6月頃から理事3名で現状を話し合った結果、これまでの活動成果や思い出を振り返りつつも、今後の活動に関しては、継続を挙手してくれた新体制のメンバーにお任せして、新任する理事は新任し退任する理事は退任しようという流れになりました。(だいぶ端折ってますがが)

僕的にはディレ協としての活動の「10年継続」を見守った時期に、理事退任をする予定でありましたため、少し早めのタイミングとなりましたが、特に人間同士のザラつきや遺恨などもなく、ディレ協の助田です、としてはやりきった感で満ち溢れています今。

そんな状況で思い浮かぶディレ協の最初のほう

ディレ協活動の第一歩は「Webディレクション能力向上ワークショップ」という名称で、卓球台を囲んだ10名弱の集まりから始まりました。実施場所は当時所属していた会社が運営するアキバ外れのGARAGEというコワーキングスペース。

最初はこのくらいの人数で数ヶ月に一回くらいの割合で不定期開催していけばいんじゃね、的なライトなノリだったかと思いますが、主催する僕らの予想以上に熱量あふれる「Webディレクションへの悩みを持った人たち」が集まってくれて、その広がりがディレ協の活動を活発にしてくれました。

特に「0からのWebディレクション講座」に関しては、GARAGEにはパイプ椅子含めてMAX35席スペースしかないのに、40名を超える応募がありつつ更に5名追加!、尚スタッフ10名など、完全密密酸欠な状態でトイレ男女兼用1つという今じゃまともに考えられない状況でも実施。アンケートに場所が狭かったです、と何度も書かれるくらい大盛況が続きました。

特にワークショップを行ったあとに毎回実施していたミートアップという交流会では、「ちょっと大変なクライアントがいるんだけどさ、、」的な悩みの解決策をぶつけあったり、「ワイヤーってどんなツールで作ってんの?」みたいなツールのノウハウを共有してみたり。

Webディレクションにおける情報共有機会の少なさと同時に、近しい境遇の人たちが会社を超えてつながっていくパワーみたいなんを間近で感じて、主催としての手応えを少しづつ感じるようになっていったのを覚えています。

またボランティアスタッフでのイベント運用という側面で、コミュニティ活動をする上で大事なことをたくさん学べたのも経験としてはとても大きかったと思っています。

個人的に思い入れあるイベントは、当時一大イベントだった忘年会の幹事を定例会でアサインされたもんで、「好き勝手やっていいならやるよ。」つって、本当に好き勝手やったら、ディレ協内外で賛否両論出まくって、イベント後日、電車内で「あの年末イベントってディレ協っぽくなかったよナ。ナー。」みたいなDisっぽい会話を偶然耳にするという一連が、今では笑い話として良き思い出になっています(´ー`)y-~~

※と、ここまで書いてきて、講師にしろ、スタッフにしろ、イベントにしろ、思いつくままに細かく書き出すと、限りなく思い浮かんできてしまっておい、こりゃどこまで書いたらええんやという状態になってきましたので、興味ある方がいればどこかでお話できる機会があればまた。

今後も引き続きよろしくお願いします!

そろそろまとめに入りますと、なによりディレ協を通じて、東京近郊に限らず、京都・大阪、福岡、長野、名古屋、そして支部までは至らなかったけど、金沢や北海道からLA、ソウル、ジャカルタなど、これまでめちゃくちゃ多くの方々と「Webディレクションの未来や課題」についてのお話があーだこーだできたのが、我が人生最高の体験価値となっています。

この経験を活かさにゃもったいない、って感じです。

今後、自分でも「ディレクション・サポート」の文脈で、toB向けのソリューションを行うための社団法人を一つ作る計画をしておりまして、今後のディレ協と一緒に共にできる活動があるといいなと思いつつ、尽きない「ディレクション界隈の課題解決」にフォーカスして、少しでも解決できるような活動を続けていきたいなと思っております。

待ってろ今から本気出す。

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