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宮古島旅日記~一日目、夜

星を見に行く前に、夕食を済ませないといけないということで、夫が行きたいと言っていた「島おでんたから」に向かうことに。着いてみるとすごい行列。すでに8時を回っていたので並ぶ元気もなく、ホテルの近くのお店に入ることに。息子はすでに寝ていて、全然起きない。座敷の席だったので、ゴロンと寝かせてもらった。お料理はどれも私の口には合った。宮古島はかつおがよく捕れるらしく、かつおぶしやダシの効いたお料理が多いそうだ。

お刺身もいただいたけど、どれも美味しかった。赤みの魚が多い印象。あともずくもお出汁でいただく。サラダバーの野菜がどれも新鮮で感動。特にベビーリーフ。お店のイケメンお兄ちゃんと話していると、母が京都出身なんです、と嬉しそうに教えてくれた。ダイビングにハマって宮古島に来たということだった。途中で息子も起きて、マグロがもっと食べたいと言うので、無理を言ってマグロだけ盛っていただいた。きなこのジェラートがめっちゃ美味しかったなぁ。

星空予報、というのがあるらしい。宮古島での一日目の夜は、90パーセントと出ていた。それにしても雲は多い。風が常に吹いているので、刻一刻と空の様子は変わっていく。九州では豪雨らしいけれど、こちらでは雨は一滴も降っていない。
ホテルのお姉さんにおすすめの場所を教えてもらい、来間島(くりまじま)へ向かうことにした。車で20分くらいだろうか。このあたりでも十分明かりは少ないなぁと思っていたけれど、雲が多いのか星は全く見えない。ホテルのお姉さんの話によると、海岸沿いは街頭すらないので本当に真っ暗らしい。100均で買っておいた小さな懐中電灯を各自持って車に乗り込む。
走るにつれて明かりが少なくなっていく。
もう道は恐ろしいくらい真っ暗で、多分さとうきび畑なんだと思われる植物が左右に迫っている。交差点にときどき立っている宮古まもるくんが真剣に不気味なビジュアルでどきどきする。昼間に見てもまぁまぁなので夜間は注意が必要。

こんな暗闇は普段なかなか経験できないなぁと思う。日常がどれだけ明かりに囲まれているか思い知らされた。ナビが示す場所に着くと、車が何台か停まっている。同じように星を見にきたり、写真を撮りにきている人たちのようだった。車のドアを開けて上を見上げると言葉を失った。一面に張り付くような星、はっきりと見える天の川。

娘も歓声を上げている。息子はまた寝てしまった。もう起きないだろうな。

相変わらずの風と波の音。すぐそこに海があるので水平線ぎりぎりまで星が輝いている。
星ってこんなに下の方まであるんだなぁなんて思ってしまった。星に包まれるみたいな夜。夫はせっせとカメラの三脚を立てている。
なんか小さいころにみた星の方がもっときれいやった気がするなぁ、と夫がつぶやいた。
そう?かなりすごいよ、と私は上を見上げたまま答える。
俺さ、多分わかった。夫はゆっくりとつぶやく。
「老眼なんやわ」
次にこんな星を見られるのはいつだろうかと思いながら車に戻った。夫はまだねばるらしい。もうすぐ雲がきれいに晴れるはずだという。夫は晴れ男だから嘘でもないとは思うけど、早寝の私にはちと辛い。

二日目に続く。

#宮古島 #星 #天の川 #来間島 #旅レポ #旅行 #さとうきび畑

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まさこ

キャプロア出版にてエッセイなど執筆中。ツイッターはこちら→https://twitter.com/masa22bluemoon四柱推命やります。タロットにハマり中。空とか緑が好き。
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