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細胞炎症を抑える効果がある食材10選

こんにちは。河本将弘でございます。

以前、細胞炎症について解説をした際に「細胞炎症を予防するための一つの策として、バランスの取れた食事も重要」という内容を紹介していたかと思います。

細胞炎症は長期間続く事によって老化が促進されるだけでなく、様々な重い疾患に罹るリスクが増大するので、早急に改善すべきものです。

そこで本日は細胞炎症を抑える効果がある主要な食材をいくつか紹介しますので、慢性的な体調不良、アレルギー、薬の量が増えている事にお悩みのあなたにお読みいただきたいです。


細胞炎症を抑える効果がある食材

1.サーモン

サーモンはオメガ3脂肪酸(EPA、DHA)が豊富に含まれています。とある研究によると、オメガ3の摂取量が多いほど炎症を軽減させることが報告されています。

これに加え、サーモンには超強力な抗酸化作用があるアスタキサンチンと呼ばれるポリフェノールが豊富に含まれており、効力はビタミンCの6,000倍とも言われております。

2.玉ねぎ

玉ねぎにはケルセチンと呼ばれるポリフェノールが豊富に含まれており、強力な抗炎症作用があり、とある研究によると、ケルセチンの高い抗酸化力ががんや循環器系疾患などの予防に効果的である事が報告されています。

そして、このケルセチンの効果を高めるためにはオリーブオイルやMCTオイルなどをかけてサラダで食べる方がより効果を発揮します。

3.鶏むね肉

鶏むね肉には最強のアミノ酸と呼ばれるイミダゾールペプチドが含まれており、超強力な抗酸化作用があります。

とある研究によると、イミダゾールペプチドの高い抗酸化力は筋肉や脳で活性酸素を除去し、DNAの障害を抑える事から老化防止効果がある事が報告されております。

4.ブロッコリー

ブロッコリーは抗炎症作用のある最強の野菜であり、食物繊維、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれているだけではなく、スルフォラファンと呼ばれる炎症を抑制する特殊な成分が含まれています。

とある研究によると、スルフォラファンの抗炎症作用によってがんの予防や治療や炎症生物資(サイトカイン)を減少させる効果があると報告されております。

5.コーヒー

コーヒー(カフェインなしコーヒーも含む)にはクロロゲン酸というポリフェノールが豊富に含まれており、体を酸化から守る強力な抗酸化作用があります。

とある研究によると、コーヒーをよく摂取する人(1日3杯程度で最良の健康効果を得られる)は全死亡リスクが大幅に減少する事が報告されています。

6.アーモンド

アーモンドには現代人が不足しがちな栄養素(カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、ビタミンEなど)が豊富に含まれています。

主要栄養素以外にもヒドロキシタンニンやプロアントシアニジンなどのポリフェノールも豊富に含まれており、これら全ての栄養素には高い抗酸化作用があります。

7.きのこ

きのこには体内の炎症を抑える効果があるビタミンDが豊富に含まれており、免疫系の調整には必要不可欠な栄養素です。

とある研究によると、現代人の98%がビタミンD欠乏で、ビタミンD欠乏だと全死亡リスクが35%上昇すると報告されています。

8.オリーブオイル

オリーブオイルを豊富に摂取する地中海式食(ギリシャ、イタリア、スペイン、モロッコなど)という食事方法は認知症の低下を遅らせ、寿命を延ばす効果があると言われています。

とある研究によると、オリーブに含まれるオレイン酸とオレウロペインの抗炎症作用によってLDLコレステロールの酸化を抑制し、心疾患の予防効果がある事が報告されています。

9.緑茶

緑茶には緑茶カテキンと呼ばれる成分が含まれており、特にその中でもエピガロカテキンガレードと呼ばれる最も抗炎症作用が高いカテキンが多く含まれています。

とある研究によると、緑茶を摂取する事によって全死亡リスクが低下する事が報告されています。

10.もち麦

もち麦(水溶性食物繊維)にはβグルカンと呼ばれる特殊な食物繊維が含まれており、腸内環境整備に効果を発揮し、とある研究によると、食物繊維が腸内環境を良好にすることが報告されています。

とある研究によると、腸内環境を整備する事により体内の免疫細胞の状態が改善され、免疫力が向上して炎症が抑えられると報告されています。

あとがき

人間の体や体調は普段食べているものから作られると言っても過言ではありません。

細胞炎症を放っておくと、動脈硬化が進行して高血圧、糖尿病、脂質異常症などの重い疾患に繋がっていくので、手遅れにならないうちに早く生活習慣を改善する事が重要です。

そのためにはまずは食事から改善をして、健康な体を維持するように努めましょう。

本日はご覧いただきありがとうございました!

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