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⭐️「ちん↑ちん↑ちん↑は、ちん↓ちん↓ちん↓でもあり、Tintinでもあり、Tchin Tchinでもある」というお話。⭐️

まず最初に、お下劣なタイトルをつけてしまった事、お詫び申し上げます。

2学期も終わりを迎えるにあたり、お子様の成績・通知表の内容が気になる時期でもありますね。

学習塾を運営している身、父兄の方との学期末面談で、相談事に上がるトップ項目に、やはり上記の2点が挙げられます。
お子様に合わせたアドバイスを差し上げる一方、心の悪魔がささやいています。

「そんな事、どうにでもなるよ!
僕が小学校の、1年生の1学期の面談で、担任の先生から言われた言葉はこうだよ!!」

今でも覚えているのは、その面談で言われたことが、”ずーっと”僕のエピソードとして我が家で語り継がれてきたからである。

1975年7月の学級担任と母の面談の内容を、我が家の伝承と記憶の限りを尽くして再現してみよう。

登場人物:僕=M君、母、担任の先生。

先生:「M君ですが、明るくて、周りのお子様とも、とても仲良くされています。」

母:「そうですか。家でも兄と妹に挟まれ、要領はいいんですよ。」

先生:「ただですね、休み時間と授業中は分けて頂かないと、今後、M君にとってもクラスにとっても、ちょっと困りごとになるかもしれないと思い、お伝えしますね。」

母:「えっ、うちの子、何かご迷惑をおかけしました?」

先生:「先日の国語の授業中のことです。教科書の音読をする際に、M君が手を挙げられたので、音読をしてもらいました。その時のことになります。」

母「はい。」

先生「教科書は、この部分になります。」

『ふみきりがなる、ちんちんちん、ちんちんちん。』

母「はぁ?」

先生「この、『ちん↑ちん↑ちん↑、ちん↑ちん↑ちん↑。』という箇所をですね、M君は『ちん↓ちん↓ちん↓、ちん↓ちん↓ちん↓。』と音読され、クラス中が勉強どころでは無くなってしまい、その時間はみんなが『ちん↓ちん↓ちん↓、ちん↓ちん↓ちん↓。』の大合唱で授業が進まなくなりました。」

母「(笑いをこらえ)ご迷惑をおかけしました。家で叱っておきます。」

先生「よろしくお願いします!」

といったくだらないながらも、
コント張りによくできたエピソード。

このnoteを書くにあたって、”これって特殊案件?”と思い調べてみると、

Wikipedia曰く、「ちんちんは、Tintin(タンタン)でもあり、Tchin Tchin(乾杯)でもあり、名古屋弁や富山弁で(熱い)でもあり、男女の仲むつまじいさま(ちんちんかもかも)でもあり、インドネシア語では(指輪)でもあり、犬の芸の一種でもある。」と、”ちんちん”の多様性には驚くばかり。

”ちんちんグローバリズムとはこのことか!”と感心、感心。

では、ちんちん作文作ってみます。

「Tintin(タンタン)がさ、あの娘とちんちん(男女の中むつまじいさま)でさ、クリスマスにちんちん(指輪)あげて、ちんちん(熱々)で、TchinTchin(乾杯)らしいよ。」とうちのワンコがちんちんしながら言ってたよ!

とか、踏切音も

とかそれなりにありますね。

で、最初に戻ります。

保護者の方にお伝えしたいのは、

「担任の先生の主観に基づいたアドバイスに惑わされてはいけない」
です。

「ちんちん」に込められた世界各国の様々な意味合い、発音をよそに、

『ちん↑ちん↑ちん↑』であることや、『ちん↓ちん↓ちん↓』であることに何の意味があろうか?(いや無い。百歩譲ってあまり無い。)

正解ありきの答えからズレていることに非を唱えられることに、
真剣に悩まないでください。

そういえば先日訪れた、大阪”こども本の森 中之島”

こんなコーナーがありました。


こども本の森 中之島
「はしるチンチン」しりあがり寿:著より

お子様にとって、”生き辛くも、生き易い”土壌は整いつつあります。

多角的な視点から、放射線状に伸びていく、お子様の将来をサポートしてあげてください。

決して目先の一つの主観的な視点に惑わされずに。

悪魔の声でした。



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