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自分を語る2

前回は私の幼少の性格や中学までの黒歴史を思い出せる範囲で書き綴る内容だった気がします。詳細は以下のnoteを見てください。

さて、今回は前回のことと多少重複する部分もありますが、生きてきた自分の背景を書き綴り、先へ進めていきたいと思います。

幼少の世界と人間関係

私の住んでいた地域は、やや隔絶されたコミュニティだったので、小さかった世界が全てでした。
通っていた幼稚園から中学校まで、転校生以外は同じメンツなので、スクールカーストが変動することはない状況でした。
私は力も弱く、立ち回りもうまくなかったので、よくいじめられていました。

まさにジャイアンにいじめられるのび太のごとく。

そんな中で感情を押し殺し、ただその世界を抜ける方法を模索していました。

これを書いていて、昔のことを思い出すと、嫌な気分になりますが、禊だと思って書き続けていきます。(苦しい。。。)ここで書けない私のダークサイドな部分はまた別の機会に悪趣味有料noteとかで書いて浄化させようと検討しております。

スパルタな母の影響と勉強が嫌いではなかったことが幸いし、小さいな世界の外にある成績上位の高校に進学することができました。その時はカースト上位にいる連中に対してガッツポーズしたと思います。(あんまり覚えていませんが)

ついに新世界の幕開けだとその時は思ったのです。

高校という場所

進学したのは市でもトップクラスの高校でした。1学年10クラスあり、1クラスは40人ほどでした。全校生徒にすると1300人余り、まさにマンモス校でした。

試験ごとに、全校順位が張り出され、2年次ではそれを基にクラス分けされます。2年次は10クラスとも均等に上位から下位までいるメンバーで構成されますが、3年次では上位クラスとそれ以外のクラスという構成になっていました。

私は小さな世界ではトップクラスでしたが、高校に入ってからは中の中といったところを停滞していました。さすが上の壁はなかなか崩せず、っといった感じで自分の努力が報われないと嘆いていたと思います。

今思えば、もっと努力できたと思いますし、自分に甘かっただけだと思いますが・・・

高校初期の自分

前述のように、いじめられっ子だった私は人間不信でした。クラスでも当たり障りのない会話をしてただ登校して下校するという帰宅部サイクルを繰り返し。私以外にも中学の知り合いが他のクラスに数名いましたが、あえて接点を持たず、独りの時間を守るがのごとく生活をしていました。

しかしながら心のどこかで、クラスの人と仲良くなりたいと思っているのに踏み出せない、そう思ってもいました。

そして、そんな自分が嫌いでした。

さて、授業の中で担任が作成したグループで発表するというものがあり、グループ内で発表する資料を作成したり、発表者を選出したりと、受動的ではありますが、グループ内の人と少し打ち解けるようになっていました。その時のグループリーダーがテニスの試合に誘った彼です。(前回の記事の後半に出ていきます)

彼はリーダーとして周りの意見をまとめて、発表者を如才なく選定し、発表内容も分かりやすかった気がします。(曖昧な記憶なんですが)

そんな彼に多少興味があったことから、テニスの試合観戦の誘いがあったときに「乗っかってしまった」形になります。

新米テニス部員、そして・・・

そしていい具合に騙されて、入部する羽目になります。押しに弱い性格が災いしたのだと今は思います。しかし、入部したのは1学期の終わり。

そう夏休みです!

これならしばらくすれば幽霊部員となって自然消滅できると思っていると、部長である彼からこう告げられます。

「夏休みは合宿あるから参加必須だから」

「は???」

入部して数日しかたっていない初心者が1週間も合宿。。。。普通なら「行くか!アホ!」とか言って放置するんでしょうが、長年虐げられていると、この程度のムチャブリは許容できてしまうのが、恐ろしいところです。また、合宿先は遠方ではあるものの、野球部員時代に行ったことがある村だったので、何とかなるだろうと想像していました。

当然、そんな甘い考えで乗り切れたかというと、そんなことはありませんでしたが。

合宿場は河川敷に隣接するコートが多数あるところで、その地元も含めて、複数の高校が参加しているものでした。強豪校も多かったようで、さすがにずぶの初心者は私ぐらいのもので、普通の練習についていけるわけもないので、私だけ別メニューになりました。とはいえ怖そうなコーチとマンツーマンで朝から晩までしごかれ、夜はくたくたになって寝るという、ここにきてスポ魂ドラマかと思う夏休み前半でした。上手くなった実感もなく、Tシャツ焼けして合宿から帰り、残りの夏休みは塾通いというハードな生活となりました。

しかしここにきて、合宿でできた無駄に濃い部員との絆のせいか部を辞める気持ちは無くなっていました。2学期が始まり、クラスに居場所をつくらなくても、テニスコートに行けば、居場所があると思えたからです。

(つづく)


ここまで読んでくださった方々、長文にお付き合いいただきありがとうございます。不定期で、今後も自分や家族に起こった出来事を綴っていきたいと思っています。

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