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実測から施工まで

 大学生4人のうち1人は卒業してしまい、残る3人が工務店や現場に通い詰めていた。

 瓦の葺き替えや大工仕事は技術を要する作業は工務店に依頼し、外壁や内壁のペンキ塗りは学生達とボランティアでワークショップに取り組んだ。

 自分たちで描いた図面が、リアルな空間となって現れるというのは貴重な体験。

 外に積まれている石は、元々の芋蔵に使われていたもの。改修後は、鑿のディテールを活かしたまま、入り口の階段に使われた。

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