オシャレ星人じゃないから服に困る2
惑星オシャーレのオシャレ星人じゃないから服に困るという話を前回しました。
オシャレ星人は明日から春先のオシャレを楽しむでしょうけど、ただの地球人には苦行です。
ジャリジャリとする作業
この季節はオキシクリーンをジャリジャリとする作業が待っていますからね。
洗剤を溶かしてつけ置き洗い、なんて余裕さえも無いので、少し湿らせてから、洗剤をひとつまみしてジャリジャリとすり込んで、そして洗濯機にブン投げです。
被服に付着した血液はそれぐらい厄介なのです。
何故ここまでして白を着ているのでしょうか。
オシャレ星人のダメ出しを予防するためです。
オシャレ星人は滅茶苦茶を言いますからね。
どこにオシャレ星人が紛れているか、そんなもの予想さえできないから、渋々白を着るわけです。
オシャレ星人は怖い
ただの地球人である私にとって、オシャレ星人は怖いものです。
何故、ここまで怖いか。
予想もできない暴言が飛び出してくるからです。
何を言い出すかわからんようなもの、恐怖でしか無いわけです。
地味でもダメ、派手でもダメ、とにかくTPO。
白いインナーに暗いアウターでやっと無難です。
※アウターは、ダークネイビーか、ダークグレーが万能です。
でもそこには、オキシクリーンのジャリジャリの作業が隠れているわけです。
血を洗う作業、文字通り血を洗う作業です。
オシャレな場や、オシャレな場の雰囲気は、私が血を洗う作業でメンテナンスされているのです。
血液だけでなく襟袖も
血液だけではありません。
ビジネスウェアの場合には襟袖もです。
老害どもは襟袖専用洗剤の存在すら知らんのに、好き勝手を言っているから、オシャレ星人よりもさらにもう一回り悪質です。
ジジイどもの嫁さんたちの、不断の襟袖洗いが、ビジネスの場や、フォーマルな場を成り立たせているわけです。
だからこそ私は言いたい。
「TPOを考えた服にしろ。」という老害どもは、廃棄物であると。
そのTPOを成り立たせているのは、血を洗う私であったり、ジジイの服の襟袖を洗う嫁であったりするわけです。
老害どもは軽々しく言う割に、その背後には何が隠れているかがわかっていないから、こんなにも愚かな廃棄物扱いになるのです。
人間に敬意を
オシャレな店をオシャレにしているのは。
フォーマルな場をフォーマルにしているのは。
誰であったのか。
血を洗う作業をする人間。
襟袖専用洗剤を買い足す人間。
クリーニング店と家を往復する人間。
普通の人間が、地味な作業によって、オシャレにしたり、フォーマルにしたりしているのです。
そこに敬意がないなら、ダサいはずなんです。
オシャレ星人であろうとダサい。
ド腐れカスの老害どもはダサい。
「とにかくTPO」は寝言なんです。
TPOを成り立たせている人間に対しての敬意は、「とにかく」なんて一言ですっ飛ばしていて良いはずがないのです。
軽々しく言うようなら、知性が疑われます。
残念ながら日本は、標準世帯モデルが強固であるゆえに、愚かなジジイの知性が疑われていないのですが、今後は疑われるようになるでしょう。
誰かに襟袖を洗わせている人間への蔑視は、もう既に始まっているのですから。
今はまだ両親と同居の男性に対してのみですが、今後広がるものと思います。
早く広がれ、ドンドン広がれ、と思いますね。
てめえらもジャリジャリと洗え、ですよ。
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