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2024もファッショントレンドは試合帰り2

前回の続きを述べていきます。

前回は、ブロークコアについて述べていく中で、敢えて述べなかったことがあります。

それは、ブロークコアの萌芽期です。

ブロークコアの萌芽期

ブロークコアの萌芽期は、現在、ブロークコアと呼ばれているファッショントレンドよりも、概ね数年前にありました。

コロナ開始の直前ぐらい、2019年です。
パリ・サンジェルマンの東京店が出来た年です。

ブロークコアとは全く呼ばれていませんでしたが、オシャレ星人は既に目をつけていたんです。

実は、前回、「ブロークコアと呼ばれ始めた」と述べています。
「ブロークコアが流行り始めた」と、述べるのを避けたんです。

アスレジャーとコロナ

流行りの萌芽、兆候は、コロナ前。
けれども、コロナによって、観戦も含めて自粛となったので、アウトドアブームになりました。

アスレジャーが流行りかけていた頃に、コロナ。
アスレティック要素は、アウトドアスポーツに、レジャー要素は、アウトドアアクティビティにと、自然と変質していきました。

ブロークコアがこの時期に広がるのは、コロナの「自粛が」いつまた開始されるかわからないと、人々が思わなくなったから、という要素もありはするでしょう。
※自粛の話。感染拡大は五類移行後もあります。

観戦自粛下では広まりようがないからです。
ゆえに、女子W杯やパリのオリパラが、東京五輪並みの自粛であったなら、ブロークコアの流行りなんてものは無かったことでしょう。

ブロケットコアは甘辛コーデ

ファッションライターは、サッカーに興味がないようなので、順番を混同しているようです。

ブロケットコアを、ブロークコアの派生形と見るというのは、私には疑問符しかありません。

先にブロケットコアありき。
ブロケットコアと呼ばれていなかっただけ。
当時は甘辛コーデの1つとされていました。

ブロケットコアとは、ブロークコアにコケットの要素を加えた新たなコア。
blokeとcoquetteでblokette core。

コケティッシュな要素とは、所謂甘口要素のことなので、ブロケットは甘辛そのものです。

ゆえに、女性のブロークコアは、ブロケットコアの派生形であると見ます。
ブロケットコアをさらにマニッシュにしたのが、女性のブロークコア。
そういうふうに、私は見ています。

甘辛は形を変えて流行る

甘辛を使いこなせるファッションライターには、得意であるがゆえに、気付けないこともあるようなのです。
※私は甘辛がないので気付きました。

辛口要素が、バイカースタイルからサッカーにも来た、と捉えれば、わかりやすいと思います。
女性の合皮ライダースが流行りに流行った時期がありましたよね。
甘辛が形を変えて流行っているのです。

オシャレ星人は、オシャレを見飽きる、着飽きるスピードが早いので、次に移行します。
その移行先の1つがサッカーなのでしょう。

一方、男性のブロークコアは、カッコイイから、でしかありません。
甘辛なんて無いから、辛口しか無いからです。

凡人には、試合帰りだと思われないかな、という不安がありますけれども、カッコイイし流行りであるなら、構わないと思っています。

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2019年時点での記事を3つ挙げておきます。

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