「あったらいいな」のモノコトを考える《リモートサプライズ》

こんにちは、マサラチャイと申します。
暮らしや生活のコラム、エッセイを趣味で書いている百貨店員です。

「あったらいいな」のモノコトを考える。
この記事では、暮らしの価値提供をするために、百貨店ができそうなサービスを、若手社員のマサラチャイなりに、モノづくり的な発想で考察妄想していきたいと思います。

緊急事態宣言が続いてる中、わたしの職場も、臨時休業中です。

一人暮らしで、且つ1ヶ月近く社会との繋がりがなくなってしまったので、とても寂しい気持ちで日々を過ごしていました。
そんな中、宅配便が来ます。
特にネットで買い物をしていなかったので、最初はなんだろうと不審に思っていました。

宅配便のダンボールの差出人欄に、職場の同期2人の名前がありました。

!!!

それは配送でのサプライズプレゼント。
誕生日プレゼントでした。

中に入っていたのは、
ameというクラフトブランドのティッシュボックス。



廃プラスチックを再利用した、美しいデザインのインテリア小物をつくっているブランドです。



ame
ブランド名の通り、雨を思わせるデザインで、線を描く流れる水のような躍動感があり、キラキラとして美しいです。

とても嬉しくて、すぐに同期にプレゼントを受け取ったこととお礼の連絡をしました。

離れていても、繋がってるんだと、思わずうるっときてしまいました。

休業期間中、店舗でモノを売り、接客の中の会話やサービス、モノとの出会いを通してコトを提供することが難しくなっている今、経験不足の若手なりに、百貨店はどのようにして、モノだけでなく、コトを提供していけばいいのかを考えていました。

そんな中での同期からの配送でのサプライズプレゼントは、コトの提供のヒントになりました。

会えない人からの思いがけない贈り物ってとても嬉しいです。
贈り物がきたら、お礼の連絡もするし、モノを見たり使ったりする度に、贈ってくれた相手のことを想ったり。

モノを使う時間にこそ価値があると感じる。

そういう体験ができる、ネットで注文可能な百貨店らしいギフトのサービスをやってみたいなと思いました。

例えば、リボンや包装紙の種類がたくさんあって、贈る相手のイメージに合わせてラッピングの仕方を選択できるギフトのサービスとか。

ラッピングタグのQRコードを読み込むと、贈り手からのメッセージが読めたりとか。

贈り手も相手を想ってラッピングを選んだり、メッセージを考えたりする時間に価値を感じるような。

贈り手と受け手が繋がる仕掛けがある、リモートサプライズができる贈り物サービス。

具体的には考えられていませんし、まだまだ若手で、モノづくりの仕事を任されてはいないのですが、これからも自分なりに百貨店らしいモノコト提供ができないか考えていこうと思います。

「あったらいいな」のモノコトはいくつか考えられたらシリーズ化して、マガジンにしてみたいと思います。
その前にマガジンにできるくらいのアイディアを、考えていかなければいけませんが。

がんばるぞっ。

マサラチャイ



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