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思った以上にワイルドだったサバイバルデイキャンプ🌲魚の捕獲編

サバイバルキャンプ🌲
クイズ&レクチャーの後は、いよいよ実践編ですよー😊

参加者は『川へ魚獲りチーム』『山へ野草採りチーム』の2組に分かれ、前半後半で入れ替わります。

というわけで、私たちはまずは魚獲りへ🐟


網を川底にセットして、その手前の石をどかし、ワシャワシャすると石の下に隠れていた生き物がゲットできる❗という作戦のようです。

早速やってみた次男ハルキ。
いきなり、小さいヨシノボリ(だったかな?ハゼの仲間)を2匹ゲットしました❗

ヨシノボリ@Wikipediaより


わー、すごーい。

小っちゃいけど、なんかしら捕まえられるのは楽しい💕


他の子どもたちも、石をゴロゴロしながら次々と色んな生き物をゲットしています。

カワムカデ。
(ヘビトンボの幼虫)

今回の川の先生、番匠おさかな館のFacebookより。


ハルキもカワムカデをゲットしたので、今回イベントの市の担当者さんが持ってきてくれた袋の中へ。
でも、カワムカデっていうからには…噛まれそうですよね😅

私もハルキもビビって手を出せずにいると、担当者さんが、

「じゃあ、私が入れましょう…」

と、手を出したので、

「大丈夫ですか? 噛まれませんか?」

と、ちょっと心配したのですが、

「ええ、大丈夫ですよ…」

と、担当者さんはカワムカデを掴み、

「いでっ!」


…噛まれてるし😅

ほら言わんこっちゃない…と思ってたら、噛まれた勢いで手をブンとしちゃったのでカワムカデが飛んでいって逃げました💦


うそーん。


おいおい、せっかく子どもが捕まえたのに、それを大人が逃がしちゃったら子ども泣くでー。
(思った通りの展開になってしまってちょっとウケました…ハルキはさすがに5年生なので泣きませんでしたけど)


他にはこんな生き物も。

カワゲラ。

カワゲラ @Wikipediaより

ザザムシ。

この中のどれか…😅

ハリガネムシ。

上の水槽の写真にも写ってますが、
名前の通り細い針金みたいなやつ😱


子どもたちがハリガネムシを捕まえた時に、お魚先生がハリガネムシとはなんぞや、という説明をしてくれたんですが、実は私、ちょーど数日前にYouTubeでこんな動画が出てきてて、

「後で見よう」

と、思っていたんですよね😅


ハリガネムシというのはカマキリに寄生する生き物です。
カマキリのお腹の中で成長して大人になったハリガネムシは、川に帰るためにカマキリを操って川に導くというのです。


そもそも、なんでハリガネムシがカマキリのお腹の中にいるかというと、ハリガネムシの幼生が水生昆虫に食べられて、その羽化した水生昆虫がカマキリに食べられてカマキリのお腹に入る、という仕組みらしいです。
ほえー。

お魚先生が、

「ハリガネムシというのは、自身が食べられることで命を繋いでいく生き物なんですよ」

と、おっしゃってたんですが、まさにその通りで、生きるために食べられるなんて、なんか不思議だなーと思うし、面白い仕組みですよね。

文字だけだとわかりにくいかもしれないので、毎日新聞さんに分かりやすい図があったので紹介させてもらいますね↓

https://mainichi.jp/articles/20220711/k00/00m/040/118000c


そして、

「今の時期に道路を歩いてるカマキリは、たいていハリガネムシに寄生されてる個体です。普通のカマキリは道路なんかに出てきませんから」

と、教えてくれたのですが、私はその時にまたまたハッとしました❗


というのも、1週間ほど前。
日課のウォーキング中に道路を渡っていたカマキリがいたからです。

うわー、あいつ❗
寄生されてたんかーーー❗



思いっきり道路の真ん中にカマキリがいたので、なんでこんなところ歩いてるんだろう? どこに行きたいんだろう?と気になりつつ、

「危ないから、道路脇に連れて行ってあげようかな…」

と、思ったんです。

でも、バッタぐらいなら私も捕まえられるんですけど、カマキリを捕まえるのはちょっとなぁ…😅
カマでガリってやられそうだしなぁ…。


そこまでのリスクを冒して助けてあげなくてもいいか、と思いつつ、一応カマキリに向かって、

「そこにいたら危ないよー」

と、声をかけてシッシッと手を振り、早く道路脇に行くようにジェスチャーしたんですが、カマキリは知らんぷり(当たり前か)。


「早く行かないと車に轢かれるよー」

と、再度声をかけましたが、カマキリは知らんぷりしてるので「ま、いっか」と再び歩き始めたのです。


すると5メートルほど行ったところに、今度は、

車に轢かれてペッシャンコになったカマキリが😱


いやあーーーーっ。

ほらっ! ほらっ!
だ・か・ら!
こんなところ歩いてたら轢かれるんだって!


慌てて、先ほどのカマキリのところに戻り、こうなったら力ずくで移動させるしかないと思い、足でピッピッと道路脇の方に蹴飛ばしてみました。

すると、蹴り飛ばされたカマキリは、怒って私の足に向かってくるのです。


「このっ! バカっ!
おまえのためにやってるんだろーが!」


「ほらっ!
あっちに行くんだよっ!」


道の真ん中でカマキリと戦うアラフィフのおばちゃん😅


せっかく1メートルぐらい蹴っ飛ばしたと思っても、カマキリが怒ってまた戻ってきたりするので、

「おまえ、ふざけんなっ!
こっち来んなって!」


と、また蹴り返す。


ほんと、道の真ん中で何やってんだよって感じなんですけど💦 幸い田舎なんで人は私以外にいませんし、車もそんなに通りません。


しばらくカマキリと戦って、なんとか安全な道路脇の草むらまで(優しく)蹴り飛ばしていくことに成功しました。
ヤレヤレです。


そして別れ際には思わず、

「おまえなー、ちゃんと恩返しに来るんだぞっ!
まったく世話のやけるやつだよ!」


…というようなことがあったんですよ😅


あーあ。あのカマキリ。

きっとハリガネムシに寄生されてたんだな😱😱😱


っていうか、よく考えると「このカマキリを助けなければっ!!」って必死になってた私も、ひょっとして

ハリガネムシに操られていたのでは❗❓


気付いたか?
そうだ、お前もだ。


怖るべしハリガネムシ😱😱😱



さて。
みんなが捕まえた生き物を水槽にいれて、お魚先生からのレクチャータイム。


お魚先生が、

「カワムカデに噛まれると、最初はちょっとだけ痛ってなるけど、気持ちいいんだよ💕」

とか言うので、

「ボクも噛まれたい」
「私も噛まれたい」

という勇者がカワムカデに噛んでもらっています。↓

ハリガネムシも人気(?)で
腕に巻き付けたり完全にオモチャ💦


川底の石の下をガサガサするだけで、結構色んな生き物が捕れるもんだなーと感心したんですが、ところで、

食料的なものって捕れたっけ???


というところが気になるところ😅


でも、前半後半チーム全員で捕った生き物を「魚」と「水生昆虫」に分けてみたらこんな感じ。

青バケツは食料ぽい。
白バケツの方は…💦


思ったより魚が捕れてますねー。
小っちゃいけど😆


さて、次は野草を摘んでから、いよいよお楽しみのクッキングタイムですー🌟
お腹空いてきたよー😆

こちらの記事にたくさん♥️いただきました。読んでくださっている皆様、いつもありがとうございます😊

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