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仏教に学ぶ生き方、考え方「やがてはみんな思い出になる」

 人は今の自分や今の状況を、なんとか変わらず「残したい」と思うものです。

 また、今の状況をなんとかもっと「良くしたい」と思う人もあるでしょう。

 つまり、なんとか今を動かしたり残したり、「思いのまま」にしたいのではないでしょうか?

 でも、思い通りになることは「まず」ありません。

 思い通りになったと思っていても、その中ではいろいろと思い通りにならないことが「起こる」ものです。

 例えば希望の会社や学校に入っても、そのときは思い通りになったと感じるでしょうか、入れば入ったで「大変なこと」が起きてきて、それまでも思い通りにはできないでしょう。

 でも今をじっくりと歩んでいれば、どんな結果になろうと、いい「思い出」になるものです。何十年間もあとに「あ~、あんな頃があったな」と笑って振り返られるのです。

 もちろん今は「何十年後の自分」がそんなことを思うなんて思いもよりません。

 何十年後の自分なんて「いるか」どうかもわからないのです。

 でも自分の存在がなくなったとしても、「誰か」の心の中に思い出として生き続けることはできます。

 そして、「note」は誰かの心の思い出になれるかもしれない「ツール」なのです。


☆今日の一句☆

 人さりて
    想いは残る
        人の中

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