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ほとけさまのおしえ「未来」

 「能登半島地震」への支援の輪が広がっております。

 そして今まさに避難生活や救助活動、ボランティア活動を懸命にされておられる方に心を寄せていきたいと思っております。

 能登半島に限らず、日本は「いつどこでどのような」災害に見舞われるやもしれません。

 太平洋側でも「東南海地震」がかなりの確率で起こるとされております。

 そしてその被害たるや甚大なものになるであろうと言われております。

 そのような「予測」はありますが、まだまだ「予知」はできないのだそうです。

 つまり近い将来かならず起こると言えても、「いつどこで起こるか」はわからないのです。

 でもそれは人間の「四苦」(生老病死)についても言えることではないかなと思っております。

 私たちはいつかは必ず命を終えることはわかっていても、いつどこでどのように命を終えるのかは、「誰にもわからない」のです。

 そしてわからないからこそ、「いつも」心に留め置かなければならないことであるはずなのに、わからないからこそ「まさか」今日や明日に起こらないだろうと思ってしまうのです。

 地震が予測はできても予知ができないように、私達の命もいつかは終わることがわかっていても、「今日明日ではない」と思ってしまう。

 災害から学ぶことは、実は私たちの「心の在りよう」なのかもしれません。


☆今日の一句☆

 いつ来ても
     おかしくないよ
           我が最後

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