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「どうしてこうなった?」 アルバムレビューVol.4 「RUNWAY」/I Don't Like Mondays.

こんにちは。アルバムレビュー第4弾ですね。禁煙してからというものの、レビューを書く時間がなく滞ってしまいましたが、最近アルバムをまたよく聞いているので少し発散したいな、とも思いたち書いてます。

さて、今回のアルバムは、I Don't Like Mondays.の『RUNWAY』です。それでは早速いきましょうか。

評価

★★☆☆☆☆☆☆☆☆(2/10)

レビュー

結論から言うと、
全体を通してもう一度聞きたいとも思わないし
もう一度聞きたいと思う曲もないです。

80'sのUSポップとシティポップ、00'sのR&Bを構成のベースにしてると思うのですが、似たり寄ったりの曲を集めてアルバムの流れや盛り上がりを全く感じません。
例えば夜のラジオ感覚で聞いたら邪魔しないんでしょうが、耳にも残らないといいうか。

耳に残ってないので印象に残った曲もないです。

I Don't Like Mondays.はどうしてこうなった?

上で酷いこと書いてるな、と我ながら思うのですが、私自身I Don't Like Mondays.はとても好きなバンドでした。少なくともライブのチケット買うくらいには好きでした。

なぜ過去形になってしまったかというと、このアルバムのRUNWAYも含めて、

avexに移ってからの楽曲のクオリティが低い

これにつきます。断じれます。
懐古厨と言われればそこまでなのですが、例えば2015年の『TOKYO』などは素晴らしい出来です。
「東京のイケてるお兄さんたちがお洒落バンド組んだらこうなる」みたいなのを本当に良く体現してますし、MVも洒落っ気があって好きです。余談ですが桑田佳祐さんも「SUPER SPECIAL」褒めてましたね。

そこから2019年の『FUTURE』あたりでavexに移籍してます。『zero gravity』など移籍直後に出してた曲は彼らの良さである「良い意味での音のスカスカ感」があったのですが、『Black Humor』辺りではそれもなくなってしまいました。

ボーカルのYuさんの歌い方もねっとりした歌い方に変わってます。

タイトルにも書いてあるのですが、誰がこのバンドをこんな風にしたんでしょうか?このままだと、

「東京のイケてるにいちゃん」が
「情けなく女にすがりつくピエロみたいな男」になって、
最後は「自分を見失った人間」になったような、
なんかそんな感じのバンド

で終わる気がします。

最後に。SnowManに書いた新しい曲はあくまでSnowMan向けにとてもいいクオリティだと思います。

以上です、ではまた。

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