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福岡堅樹選手、お疲れ様でした!

昨年のラグビーワールドカップでは、日本中を歓喜の渦に巻き込んでくれ、大活躍を見せてくれたラグビー日本代表の福岡堅樹選手が今日、延期が決定している東京五輪への参加を断念、明日オンラインでの会見を開くとのことです。



元々はワールドカップまでの現役を公言し、東京開催が決定してからは、オリンピックまでの現役と最初から終わりを決めていた選手なだけに1年の延期、さらには開催自体が不透明な現在の状況では挑む時間もモチベーションも維持するのが難しかったのではないでしょうか。

福岡選手は、”医師”という夢に向かいこれからトライしていきます。

祖父が内科医、父が歯科医という医療一家に生まれ幼いころから医療従事者を夢見ていた福岡選手。

大学入学時はラグビーで複数の大学からオファーがあったにもかかわらず、医学部を目指し1年留年しました。


その後、まずはラグビーを全力でやりつくし、その後で医師を目指そうということで筑波大学の情報学部に入学、まもなくラグビーの才能を一気に開花させました。

2015年ワールドカップ、2016年のオリンピック、2019年のワールドカップ、そして、2020年のオリンピック。実はここまでの3大会すべてを出ているのは福岡選手ただ一人。今年オリンピックが開催されていれば、という気持ちは捨てきれないですが、それでも僕らはたくさんの勇気や希望をもらいました。

アスリートの気持ちがわかってあげられる医療従事者はアスリートにとって何よりも心強いパートナーです。

最前線で、誰よりも肉体的リスクを冒してまで戦ってきた彼がサポートに回った時、本当に頼りになりそうだなと感じました。

明日、オンラインでの会見を開かれるとのことですが、決してマイナスな意味での会見ではなく、新たなスタートを迎える門出の会見になると思います。


ご本人はすでに猛勉強されているでしょうからとっくに医師への道は始まっているのでしょうが、あれだけ僕らに感動をくれたアスリートの門出、しっかり見送ってあげたいなと思います。

名は体を表すとはまさに彼のことで、福岡県出身、福岡高校卒業の福岡選手はまさに九州男児を地で行くような一本気な男。そして堅樹という名前にもふさわしく,、男らしく強くて、信念を曲げない、硬くて太い人としての幹がしっかりした性格なんだろうなと想像ができます。

オリンピックで彼の最後の活躍が見られなくなってしまうことは少し寂しい気もしますが、その分医療の分野から早くアスリートを支える立場になって、違う角度からスポーツに貢献してほしいなって思いました。

本当にお疲れ様でした!


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