昨日最終リハ。あとはゆっくり休んで超回復、のち各自復習。鋭気を養って。

まあ、元々そのつもりで企画しましたし、先に断っておきますが、
準備の段階で大変すぎてこのような企画は2度とやらないやれないと思います。

通しリハの時点でそれは自信から確信へと変わりました。
気力、体力の、限界スレスレのメニューと、本当にもうこれ以上は無理というところ。寿命が縮む音がミシシシと。身体の中から聞こえてきました。
第一部二部の総計〇〇曲を無事最後まで歌い切ることが出来たら、その場で力尽きる予定なのであらかじめご了承ください。

でも、とてもやりがいを感じています。

一部二部で、曲数は全く一緒です。
ただ、通しリハの時間を比較すると、演奏時間はかなり違います。
二部の方が長いです。その辺り詳しいところは企業秘密です。

第一部はなんというか同窓会みたいな懐かしい感覚。
演奏中、やっぱりいい曲、いいメロディとか、いいリフ、良い歌詞だなあ、という自画自賛タイムはありますし、それらは大切な宝物です。プレイするたびに新しい発見もあります。そして、全体を通してきちんとワンマン一本分のドラマティックさに仕上がっています。

で、いくらかのファンの方の気に触る前提で言いますけど、
僕は第二部の方が二億倍カッコいいと心の中でこっそり思ってます。
これは常に最新が一番かっこいいと思いたいミュージシャンのエゴというやつでしょうか。（第一部手を抜いてますとかそういうことでないのでそこんとこよろしゅうに）

言うて音楽なんて所詮好みの世界の話ですし、
出会ったきっかけの曲、みたいな思い出にはなかなか敵わなかったりします。初恋の人忘れられない的な

それでも僕は僕自身が、そしてBIGMAMAというバンドが、今がピークであることを証明したいと思ってますし、再び波を作ることをイメージしています。
というか、そう思っている人間でなくては、そもそも新しく人バケツを迎え入れて、新体制にてバンドを続けるいうことを選んだらダメだよね、とも思ったりもしています。

次のステップに進むために、次のステージに進むために。
（大事でないライブなどないのですけれど）
全て歌い切った後に、17年目、縁や恩を大切にしながら、どうぞ期待だけしていて待っていてください。と胸を張って説得力をもって言えるような自分をイメージしながら。

とまあ散々こちらの都合どう思うかは置いておいて、
思うことはたったの一つです。
一年に一度の自分たちの全力祭、ご自由に、ご自身のスタイルで、楽しんでいただければ幸いです。
未だ会場で声こそ出せませんし、距離もありますけれど、それ以外はほぼ通常営業。その場に居合わせていただけるだけで有難いです。
遠くから来て下さる人もいるでしょうし、何かしら仕事や学校や、融通つけて来てくれている人もいるかもしれません。
気をつけていらしてください。くれぐれもご無理なさらず。
また、事情があって来られない方もいるかと思います。気にかけてくださるだけでも嬉しいですから。また続きを作るのも、その理由を作るのも僕の仕事ですので。

良いものを見せたい。
他の誰かの真似でなく、自分自身たちのオリジナルの方法が最高だと思ってます。
まだギリギリまでやれることはやりますし、
追い込めるところまで追い込みますし。
（最終リハで全員ずっこけるようなめっちゃミスした人は私）
あらゆる面でベストを尽くします、
年に一度の母の日、BIGMAMAですから。