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まだまだ期待!インバウンド恩恵で一際目を引く好決算を発表し今後も期待の銘柄3選!

日本株が歴史的な高値を更新していっている。
しかし、その一方で、上昇銘柄の多くは、一部の半導体関連の大型銘柄であり、満遍なく全てのセクターが上昇しているわけではない。
これからの世の中で半導体やAIといったテーマが社会を大きく変革し、それが相場の一大テーマとなっていることは理解できるが、日本のインバウンド需要というテーマもなかなかあなどれない。
それは今回の決算シーズンで発表されたインバウンド関連銘柄の業績成長を見ても明らかだ。
新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行に伴い社会活動が本格稼働していく中で、鉄道、飛行機、ホテルなどの業績は物凄い追い風を受けている。
訪日外国人数は、今、ようやくコロナ前水準に戻ってきたレベルであり、まだまだ伸びしろがある。企業業績においてもこの現象は業績に顕著に現れている。
また、インバウンド消費と言われる外国人の日本国内での買い物は、まさに「爆買い」であり、1月17日に観光庁から発表された訪日外国人旅行消費額(速報)は5兆2,923億円と、コロナ前の2019年比で9.9%増、訪日外国人(一般客)1人当たり旅行支出は21万2千円と、コロナ前の2019年比でなんと33.8%増となっている。 
もちろんこれは円安により、外国人から見て「安い日本」となっていることもあるのだが、着々とインバウンド消費で業績を上げてきている企業はチェックしておいて損はないだろう。
今回は、2月の決算シーズンで顕著に業績成長が見られ、今後も成長期待できるインバウンド関連銘柄を3つ紹介していきたい。

国土交通省プレスリリースより

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