まさやんメモ

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[who]読書を愛するビジネスマン[what]読書や日々の体験から得た「学び」をアウトプットしていきます☺︎[インスタ]https://www.instagram.com/masayan_memo/

最近の記事

【読書メモ】「量子論」と「鋼の錬金術師」

「一は全、全は一」その意味を知ってますか?  ✳︎  この言葉は漫画「鋼の錬金術師」の中で 主人公の少年が師匠から最初に学ぶ教えです  世界にとって 自分はちっぽけな存在だけれど  自分というちっぽけな存在が 世界そのものでもある  という哲学的な教えです  ✳︎   思えばブッダさんも 「あなたたち自身が仏なんだよ」 と謎めいたことをいったり  私たちが最も大きな存在だと 信じていることが 実はわたしたち自身でもある  そ

    • 「読書メモ」未来の進化論

      不老不死の世界は、楽園になると思いますか?  ✳︎   ピカチュウがライチュウに進化するのは 「可愛さ」という意味では 退化だと考えている、まさやんです☺︎  ほら、その証拠に 主人公のサトシも20年相棒を務めている ピカチュウをかたくなに進化させようと しないでしょ  あれ、絶対可愛くなくなるからでしょ? (いや、なんの話?👩)    ◾︎本題にはいります  本書は進化生物学の入門書です 興味深かったのが「恐竜人間🦖」のくだり

      • 【読書メモ】52ヘルツのクジラたち

        あなたは与えるひとですか?それとも呪うひとですか?  ✳︎  本屋大賞受賞作 「52ヘルツのクジラたち」  ハートフルストーリーだといいなと 思いつつ、読み進めていくと あることに気付きました  ああ、これは「呪い」の物語なんだなと    ◾︎雰囲気あらすじ(序盤のみ)  都会での生活を捨て とある田舎町で生活を始めた女性「キナコ」  愛を知らない少年「52」  かつての自分の姿に「52」の姿を重ね 「キナコ」は与えられる人から

        • 【読書メモ】推し、燃ゆ

          あなたの“推し”は、誰ですか?  ✳︎  芥川賞受賞作「推し、燃ゆ」を 読んでみました☺︎  ネタバレなしで紹介すると  「男性アイドルにハマっている 女性が主人公の物語  ある日、その愛しのアイドルさんが 炎上しているとの一報がはいる  なんと、女性を殴ったというのだ  主人公は自分の生活の中心である “推し”の活動、その存在意義について あらためて問い直すことになるのだが…」    ◾︎キミに決めた  “推し”への投資、い

        【読書メモ】「量子論」と「鋼の錬金術師」

          【読書メモ】エンド・オブ・ライフ

          あなたにとって理想の「人生の終わり」とはどんなものですか?  ✳︎  「いや、いきなり質問が重すぎるわ!」 「怖いわ!」  なんて声が聞こえてきそうですね   でも本書「エンドオブライフ」を読むと 人生の終わり方について考えざるをえなくなる そんな重い一冊です  ✳︎  本書は終末医療に携わる看護師さんに 密着したノンフィクション作品  その中で、密着される側だった 若い看護師さんが、もう助からない病気だと いうことが判明します 

          【読書メモ】エンド・オブ・ライフ

          【読書メモ】自由になるための技術リベラルアーツ

          自由を手にするために、何を手放しますか?  ✳︎  本書は「リベラルアーツ=教養」 の必要性について書かれた本です  気になった箇所を紹介します   1.「欧米は罪の文化、日本は恥の文化」  キリスト教圏では、神との契約が 人生の指針となるそうです 例えば聖書の中にこんな話があるとか  ✳︎  『ある国の王が、神から命令を受けた 「敵の町を滅ぼせ、 すべての生き物を根絶やしにしろ」  王は町を滅ぼしたが 羊を一頭だけ生かしておい

          【読書メモ】自由になるための技術リベラルアーツ

          【読書レビュー】「流浪の月」その愛は、真実か幻か

          本屋大賞 受賞作 「 流浪の月 」を ほぼネタバレ無しで語ります (全く情報なしで本を読みたい方は 以下を読まない方がいいわ👩) ✳︎ ◾︎ちょっとだけあらすじ 誰よりも優しい父 誰よりも自由な母 娘の「更紗」は そんな2人との甘い生活が いつまでも続くと思っていた しかし、 ある事件に遭遇することで 生活は一変する 被害者としての生き様 加害者としての生き様 その2つが交錯するときに 生まれるのは、「愛」か「幻」か ◾︎まさやん's 感想(ネタバレ無し)

          【読書レビュー】「流浪の月」その愛は、真実か幻か

          “情熱”の本当の意味、知ってますか? 「アート界の伝説バスキア」

          今日はアート界の伝説、バスキアさん についてアウトプットしていきます 27歳で若くして亡くなり、 伝説となったバスキアさん ZOZOの元社長前澤氏が 約120億円でその絵を購入したことでも 話題になりました 彼の描く絵は、一見落書きのようで 「わたしにも書けるんちゃう?」 と思ってしまいます (勘違いはなはだしいわね👩) けれども、文字やイラストを 散りばめたその緻密な作品には 見るものを圧倒するパワーが 秘められています ✳︎ 何を隠そう、私、まさやんも バスキ

          “情熱”の本当の意味、知ってますか? 「アート界の伝説バスキア」

          “誰もが生まれつきの芸術家なんだぜ” 「今日の芸術 岡本太郎」読書レビュー

          あなたは今日、何を得て、何を与えましたか? ✳︎ 本を読んでいると、 「なんて思考が深いんだろう」 と驚くことがあります 岡本太郎さんといえば 「芸術は爆発だ!」という まさに爆弾発言のイメージが 強かったのですが、その知識の深さ、 言葉の重みに圧倒されました 今日はそんな一冊を紹介します 一言でいえば 「誰もが生まれながらの芸術家なんだぜ」 ◾︎気になったポイント ・下手ウマな芸術家たち ゴッホさんのように、 今では傑作とされているのに、 生前はほとんど絵が

          “誰もが生まれつきの芸術家なんだぜ” 「今日の芸術 岡本太郎」読書レビュー

          『大いなる力には、大いなる責任が伴う』Netflix作品「天才の頭の中ビルゲイツを解読する」

          もしあなたが10兆円を手にしたら、何に使いますか?  ✳︎   Netflixを愛するまさやんです☺︎  なんといっても、オリジナルコンテンツが 素晴らしいのなんのって  海外ドラマや映画もハイクオリティなのですが、 ドキュメンタリー作品からも目が離せません  ちなみにNetflixのコンテンツにかける予算は なんと約1.6兆円(wow!)(2019年度) 世界のエンタメ界にインパクトを 与え続けています  ✳︎   今日は、9月に配

          『大いなる力には、大いなる責任が伴う』Netflix作品「天才の頭の中ビルゲイツを解読する」

          困難な道のりこそが、希望を生む「いま、希望を語ろう」(読書レビュー)

          あなたは、楽な道のりと困難な道のり、どちらを歩いていきたいですか?  ✳︎  ある優秀なアメリカ人脳外科医がいました 彼は、家族を残し30代でこの世を去ることに なります  彼が、どのように死と向き合ったのか そして、生き抜いたのか  今日はそんな、死生観が磨かれる一冊を 紹介します  「 いま、希望を語ろう 」ポール・カラニシ  一言でいえば 「困難な道のりが、希望を生む」    ◾︎内容  本書は脳外科医のポールさんが ガン

          困難な道のりこそが、希望を生む「いま、希望を語ろう」(読書レビュー)

          己の心のままに、動け 『セカンドID 小橋賢児』(読書レビュー)

          あなたが今、一番したいことは何ですか? では、それができない理由はなんですか? ✳︎ 「顔」 人の顔には、その人がどのような 環境で時間を過ごしてきたかが ハッキリと現れる 私はそう思います 先日、ある動画で見た 小橋賢児さんの「顔」が、あまりにも 晴れやかだったので、 この人がどのような時間を 過ごしてきたのかを知りたい そう思い、手にとった一冊がこちら 「 セカンドID 」 小橋賢児 一言でいえば 「己の心のままに、動け」 ◾︎内容 人気俳優として活躍

          己の心のままに、動け 『セカンドID 小橋賢児』(読書レビュー)

          己を倒し、人生をつかみとれ『自分の中に毒を持て 岡本太郎』 (読書レビュー)

          あなたの最大の敵は、誰ですか? ✳︎ 「おお…なんて熱量だ…」 その文章からほとばしる情熱が 火傷をしそうなくらい伝わってくる 今日紹介するのはそんな一冊です 「 #自分の中に毒を持て #岡本太郎 」 一言でいえば 「己を倒し、人生をつかみとれ」 ◾︎内容について ・熱量ぱねぇ 本書のメインメッセージはたった1つ 「自分を大事にしようとするから、逆に生きがいを失ってしまうのだ。」(本文より) そのワンメッセージが 様々な角度で、様々な言葉で、 繰り返し語ら

          己を倒し、人生をつかみとれ『自分の中に毒を持て 岡本太郎』 (読書レビュー)

          人生は苦しい、でも、そこがいい『my仏教 みうらじゅん』(読書レビュー)

          あなたの口ぐせは、何ですか? ✳︎ YouTubeで面白い人いないかな〜と 探していると、 「セガール論」という授業をしている 動画がアップされていました 内容は、アメリカのアクション俳優 スティーブン・セガールさんについて 講義するというもの 生きる中で、ほぼ必要にならないであろう セガール知識をひたすら語る、 講師の「みうらじゅん」さん 彼は、全く興味のないものを あえて調べまくるという人生を おくってきたそうです そんな生き方に 興味がわき、読んでみた本が

          人生は苦しい、でも、そこがいい『my仏教 みうらじゅん』(読書レビュー)

          【ボクの腰痛体験記】第二夜 「朝起きたら、虫になっていた件」

          運命の出会い、それはときに 私たちの人生を大きく変えうるもの。 ただしそれが、良い方向にとは限らない… ✳︎ ある日、朝起きると 世界が、変わってみえた 「な、なんじゃ…この…痛みは…」 「陣痛ですか?僕、男ですけど…これから赤子が生まれるんですか?」「できれば、鼻筋の通ったかわいい子がいいな」 そんな、軽口を叩く余裕はなく 全身に痛みが走りまわった 「世界の『痛みさん』大集合スペシャルですか?」「いや、そんな番組、誰が見るねん」 そんな考えが、 頭を駆け巡る…

          【ボクの腰痛体験記】第二夜 「朝起きたら、虫になっていた件」

          【読書レビュー】「待つ」太宰治 あなたは何を、待ち続けていますか?

          「なんだか人生うまくいかないな〜」 なんて思ったり  「本当の私って…なんだろう?」 なんて、悩んだり  誰しもそんな経験ありますよね   そんな気持ちに寄り添ってくれるのが今日の一冊 「待つ」太宰治  一言でいえば 「モヤモヤを抱えて生きる、私のツブヤキ」   ◾︎内容(ネタバレします) (以下、雰囲気です)   ある駅で、今日も私はひとりベンチに座り 誰かを待っている  本当に、誰かに声をかけられたらと思うと 怖くなる

          【読書レビュー】「待つ」太宰治 あなたは何を、待ち続けていますか?