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ぼくの創作活動日記 109 負けてしまいましたが…



1月19日、AFCアジアカップカタール2023・グループリーグD組、我が日本代表はイラク代表と対戦しました。
前半だけで、イラクに0対2のリードを許した日本は試合終盤に遠藤航の得点で1点差に詰め寄るも力及ばず、日本代表は1対2で敗戦しました。

敗因は…


歴代最強と言われる日本代表ですが、イラクは日本を研究し尽くして完敗と言っていい内容でしたね。
日本はとにかくゴールの枠内にシュートが入らなかった。
2本だけだったようです。
見てても、負けるべくして負けたと言わざるを得ない試合でした。


他のライティングしたサッカー動画は、過去のnoteで観てください。
今回は、今大会招集されませんでしたが田中碧選手から見た森保監督評です。

国際Aマッチ10連勝という事実で忘れかけられてましたが、ファンからは思い返したように、やはり今のチーム最大の弱点は指揮官の能力といわれ、またまた、森保監督が叩かれだしましたね。
私もいろんなものを書いてますが、傍から見てもサッカーの日本代表監督叩きは異常ですね。
昔の阪神タイガースのようです。
結局、阪神の生え抜き以外の名将と呼ばれる監督もやって、長い年月をかけて監督のせいばかりでもないというのがファンも分かってきた感じです。
阪神ファンの贔屓の引き倒し感も凄いですからね。



森保監督は、現役時代日本代表も経験しているし、監督としても、あまり資金力のないサンフレッチェ広島をJリーグで複数回優勝させています。
ライティングをしていつも思うのですが、野球の場合、何回表裏、こうしたらよかったとか、選手のスタッツも明確で指摘しやすいのですが、サッカーの場合、とにかく指摘しにくいです。
F1に似た感じで、選手の能力が分かりにくく、どうにでも解説や言い訳できます。
F1はドライバーの腕が分かりにくく、マシーンのせいにすることも以前は十分可能でした。たら・ればも多いですし。
ただ最近は、サッカーも試合や選手の細かいスタッツが分かり、映像分析サイト・動画もいろいろあり、そういう面ではサッカーも向上されつつあります。
ただ漫然と批判するのは最もよくないことです。



今回の試合を振り返って、実力の劣るイラクを勝利に導いたヘスス・カサス監督の采配は見事でした。
また、森保采配としては、南野拓実選手の左サイド起用はうまくいったケースはほとんどなかったようで疑問でした。
決勝トーナメント用に試したかったんでしょうか。
明らかにトップ下の選手ですよね。

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2点リードされているのに、後半の攻撃的選手の投入の遅れや、ゴールキーパーの問題など戦術や配置のミスは、専門家がいろんなところで書かれてますので、それは別にご覧ください。
しかし負けたと言っても、まだ、グループステージなんでね、これからです。

なぜ、森保監督をいつまでも叩くのか



野球に比べサッカーの場合、なんでこんなに監督を叩くのか不思議です。
森保監督は言語化能力はあまり高いとは言えなく、的確な反論をしないし、人を寄せ付けないようなオーラもあまりないのでみんな叩きやすいのでしょう。
監督って現場でしか分からないことも多く、選手のコンディションやスタジアムの環境、暑さや寒さや雨天の場合、また芝の生え具合など。
外野が一概にとやかく言えないことも多い。
そして、攻撃や守備、戦術面とかコーチに役割分担しているところもあると思います。


今更、森保監督にオールバックにしてグラサンをかけるとかしてイメージを変えるのもなんですが、オシムやジーコやハリルホリッジのような強面の感じを、これから求めるのも酷というものでしょう。
野球でいう、故星野仙一監督、野村克也監督、現役では阪神岡田監督、オリックス中嶋監督とか叩きにくいですからね。
いい人過ぎるのも善し悪しですね。
また、森保監督は野球の栗山監督のようにニュースキャスターの経験もないので喋りもあまり上手いとは言えません。

柔らかいディベート能力があまりないのと、とっさにいろんな代替え案の説明と、なぜその戦術を取ったのかの説明とか上手くできないのでしょうね。
後日でも、きっちり説明したら自身の株もあがるのにと思いますが。


次は必ず勝つ



森保監督の実績は、ワールドカップベスト16、オリンピックベスト4、前回のアジアカップ準優勝と世界的に見たらかなりいい成績です。
この成績で文句も言うのは日本のサッカーファンぐらいで、世界的にはサッカー後進国の日本がここまでやるとは…と賞賛されています。
中東はもちろん、ヨーロッパ、アフリカ、南米はサッカーが国技のスポーツです。
前回も書きましたが一種の戦争のような感じでサッカーをしている国も多いし、今回の日本対イラク戦を裁いたサウジアラビアの主審も、中東の笛気味で公平とは言いがたい印象も受けました。

日本、韓国、台湾、中国などの東アジアと北米、オーストラリアなど国技ではない国は少数です。
プロレスで新日のオカダカズチカが新日を退団してアメリカ進出のニュースが飛び交いましたが、私の好きなジャンルである野球とかプロレスの話題が出るのは日本とアメリカぐらいでしょう。



比べれば、去年の春のWBCも、侍ジャパンは7連勝して世界一になりましたが、全ての試合が圧勝というわけではなく、特に準決勝は手に汗握る接戦でした。
ひとつ間違えば、前回、前々回のような準決勝敗退になるような試合で、
球技ってその時の運の要素も強いです。

この間亡くなった皇帝ベッケン・バウワーも、監督時代「強いものが勝つのではない。 勝ったものが強いのだ」との名言もありますし、まだこの大会、チャンスは大いにあるので温かく見守ってあげたいです。
舐められたら終わりの厳しい勝負の世界、あまり反論しない森保監督は舐められっぱらしの面もありますが、精神的にはすごく強い方だと思います。
勝てば官軍負ければ賊軍、とにかく次戦・インドネシア戦は必ず勝って見返してもらいたいものです。



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