見出し画像

いまさらながらロシアントラベラー✩ミーヤの自己紹介

どうも、猪突猛進なくせに持久力ありません、ミーヤです。
この無計画な感じ、ロシア感ありますね(恍惚)

とりあえずなんでロシア好きになったのか、ロシアで何してきたのか、今後ロシアで何をしていきたいのかを今更ながら書いていこうと思います。(じゃないとマイページがうまく締まらない←)

1. ロシアが好きになるまで

元々は、ロシアに興味なんかこれっぽっちもなく笑笑

ロシアに関わりもなく、日本生まれ日本育ちの生粋の日本人、いわゆる純ジャパです。

では、何がきっかけでロシアに興味を持つことになったかというと、大学のクラスに、たまたまロシア人のクラスメートがいたこと。

かくかくしかじかありまして、ロシア人の女の子と仲良くなりました。

ロシア人の彼女と一緒にいると、続々と集まってくるロシア人たち。マイノリティだからこそ連帯感が強いのか、彼女の友達である私もすっかり彼らの一員に。(※注※私は純粋な日本人、純ジャパです!)

そして彼らと一緒にいるときがとても心地よかったんですよね。コミュニケーションの取り方がとても私のやり方に近くて。もちろん文化の違いで多少の違和感こそあるものの、それすらも楽しい。

そんな、ありふれた理由でロシアに興味を持つようになります。その後いろいろあって愛を深めていくのですがそれについてはまた後日。

好きなものは好きなので説明するのはなかなかに難しい。とりあえず思いつく限りつらつら書き出してみると

・人との距離のとり方がいい感じ(一緒にいるときはべったり、離れてるときはあっさり)
・愛情を感じる(ふと思いついた時にいきなり連絡くれたり、ミーヤがいなくて寂しいとか言ってくれる)
・欲求に率直(競争はいかなる手段を使おうと絶対勝とうとする笑)
・あまり裏表がない(言いたいことすべてスコーンと言ってくれるのでしょっちゅうケンカ勃発。でもだから余計な忖度やご機嫌伺いしなくていい。)
・臨機応変(計画性がないともいう。でもなんかやり遂げちゃう。)
・さっぱりした方がおおい(ケンカしてもあんまり引きずらないとかね)
・褒め上手(なんだろう、みんなができる当たり前のことでも褒めてくれる。字が綺麗とか、靴が可愛いとか。)
・頭の回転が鬼早い(怒られてもけろっとしてるし、むしろ反論してるところとか素直にかっこいいなと思う)
・アジアの文化も混じっているから親近感(部屋の中で靴脱ぐとか、食事前にウェットティッシュ使うとか。)
・人種差別が少ない(多民族国家だからかな?ロシア語さえ喋れば、外国人扱いあんまりされない)
・人情味あふれる感じ(これは折に触れて感動する)

とかとかとか。大好きなんですよね、ロシア人の友人が。
社会主義国家だったことも影響しているのか、シェア精神が旺盛なのです。
一緒にご飯食べてると、色々くれたり要求してきたりします笑
他にも私の身に起こったことを自分のことのように感じてくれたりとか、逆に聞いてなくても自分のこと全部話してくれたりとか、ロシア人の友人は家族のような近さで接してくれます。やってほしいこともやってほしくないことも全部丸っとやってくれる、お節介の世話焼きさんが多いです。

ジャイアンの究極版です。(お前のものは俺のもの、俺のものもお前のもの)

とりあえず、ロシアの魅力は、誰がなんと言おうと「人」なんです。
彼らはとても(そうは見えないかもしれないけど)親切で、親日で、暖かい人々なのです。

2. 初めてロシアを旅した時の話

とはいえ、私が知っているロシア人は日本で生活するロシア人。

いわばちょっと日本人化してきていたり、日本人に精通しているロシア人なので、純粋なロシア人とはちょっと違う。一度考え始めると、ミーヤの思考は止まることを知らない。

では、純粋なロシア人とは?
そもそも、私の大切な友人たちが生まれ育ったロシアという国はどんなところなんだろう?
ロシアって本当にずっと寒いの?
大きいってどれくらい?
プーチン人気って本当?
今は資本主義って聞いたけど、社会主義の面影ってどれくらい残ってるんだろう?
ロシア語ちょっと知ってるから試してみたいな…

と、勝手に興味がむくむくと沸いてきて遂にロシアへ飛ぶことを決意します。

でも、ビザが必要だということに気づいた私は、チキってフランス行きのチケットを買います。なぜなら、フライトを選べばモスクワで一泊のトランジットが発生するからです!

それなら、観光ビザ取らなくても、簡易ビザ(トランジットビザ)で行ける…!

ヨーロッパであれば割とどこでも良かったのですが、フランスは以前留学したこともあり、フランス語を忘れないよう定期的に渡仏したかった私にちょうど良かったのです。(フランス留学への経緯についてはこちらで詳細ご確認ください)

そして初めてのロシアは、ストレスフルでハゲそうでした(真顔)

詳しくは、以下の記事で書き殴ってます。

要約すると、いろんな人に助けられて、言葉が通じないからこその人の温かさ、親切心、助け合い精神に心打たれロシアのスリルと人の温かさのギャップで完全に心持って行かれました(誰だ、吊り橋効果って言ったやつ。)

吊り橋効果じゃないです、ヤンキー(無表情で強面なロシア人の方々)が捨て犬(ミーヤ)に傘貸してた(親切にしてくれた)のを見たからです。

3. ロシアで何してきたのか

そんなこんなで、私の初ロシア入国は、フランスへのトランジットなのですが(ロシアの観光ビザは私にはハードル高かったので、ロシアに一泊しないとフランスに行けない便をわざと予約して、トランジットビザを取得してロシアに乗り込んだ。)それを含めると、ここ3年で9回ロシア行ってます。(もう半年ロシア行ってなくてロシアロスなので今すぐにでも行きたいですが、コロナによる世間の波により自粛せねばなりません。真顔。)

なので私のパスポートには、アメリカ入国時に怪しまれるくらいロシアビザがたくさん貼ってあります笑

ロシアでやってきたことは大きく二つ。

1. World Festival of Youth and Students 2017

全国180カ国以上から25000人の若者が集まって世界平和、持続可能な社会について考えようという祭典がロシアの、ソチで行われました。これに書類選考突破して、日本代表として参加してきたわけです。このイベント自体は19回目で歴史ある祭典なのですが、今回は規模といい、事後の活動といいかなり今までとは毛色が違った模様。

ちなむと、さらに選抜チームが招待される地域プログラムに参加してシベリア地方のノヴォシビルスクにも行ってきました。日本人唯一の参加者だったので、他国からの参加者の方たちと思う存分交流できました。

地域プログラムでは、ノヴォシビルスク地域代表として、大会の開会式に、一人舞台に上がって2000人ほどの観客の前でロシア語でスピーチするという偉業(自分で言わせて…本当に大変だった)を成し遂げました。

いやー清水の舞台から飛び降りるとはこのことか、って感じでした。もう二度とやりたくないくらいのプレッシャー…!

スピーチしてくれないかと打診されたのが一週間前。原稿準備するので話の概要あれば教えてほしいと返信したところ、「原稿はこちらで作るし、スピーチといっても短いもので難しいことは何もない」との回答。

そして現地に着くといきなり
「ロシア語喋れる?スピーチするんだよね?何話す予定?」と聞かれ
「…え?原稿は…?原稿を読めばいいだけと言われたのですが」と答えると
「なんのこと?5分くらいだから原稿なんていらないよね?」
「いや、私のロシア語力挨拶レベルなんですけど真顔」

出たよ、ロシア節…!!!!
聞いてた話と違う!!!全部土壇場!!!時間的余裕ない!!!

この時既に、開会式2日前の夜中。準備できるのは明日の1日だけだけれど、その一日も地域プログラムの予定みっちり。翌日原稿をざっくり作って持っていくとダメ出しの嵐。いや、ロシア語できないっていってるじゃん!!

しょうがないので、英語で書いた原稿をロシア人のお姉ちゃんにロシア語翻訳してもらい、日本語学習者のウズベキスタン人の参加者の日本語レッスンに付き合う代わりに発音の練習に付き合ってもらい、夜中フィリピン人のルームメイトに気を遣わせながら、暗記できるところはなるべく暗記。もうどうしてもダメな部分は、当日にロシア語堪能なスロバキア人の参加者に通訳してもらって事なきを得ましたとさ、めでたしめでたし。

私的には全然めでたくない笑

開会式のプログラムは渡されていないので、直前まで自分の出番がいつなのかはわからず仕舞い。おかげで、お偉いさんたちの話は全然入ってこなかった(ロシア語だったから落ち着いて聞いても半分以上わからない)。
開会式のメインはソチなので、ノヴォシビルスクの開会式の規模なんてたかが知れてると思っていたら観客2000人とかいうし、タキシード着た男性とキラッキラの豪華なドレス着たお姉さんが司会務めてるし、めっちゃ金かかってるだろうなみたいなライトアップされた舞台…卒倒するかと思った…(ちなみに当日の格好は、リズリサのアーガイルニットにユニクロの赤い暖パンにグレーのブーツ、髪は結ってないし、すっぴん、もっというと前日の夜更かしというか最後の悪あがきのせいでクマくっきり)

開会式後には地元のテレビクルーからの質問の嵐で、ロシア語わからないわ、スピーチ終わったばかりで頭回ってないのに英語とロシア語で答えなきゃいけないわでつらいつらい。思わず井上鑑さんの「私の世界」を口ずさみそうになりましたよ、ええ。♪〜世界、中の敵に〜降参さ〜戦う意思はな〜い♪ってね。わたーしーのこーとはほっといて!

私は日本生まれ日本育ちで典型的な日本人の両親に育てられた日本人なので前もって原稿を作って内容きっちり理解して暗記して臨みたかったのですが…まあ、郷に入っては郷に従えということでロシア流のドタバタでした…めちゃくちゃ褒めてくれたけど。減ってしまった私のエネルギーはその後もなかなか復活しないまま残りの一週間省エネモードで楽しみました笑

そこで出会ったフランス語圏とロシア人たちの優しさに救われ、フランス語留学した過去の自分に感謝した、そんな二週間でした。戻れるならソチに、もう一度戻りたい。人生でこんな楽しいことあるのかと感動したひと時でした笑

2. Saint Petersburg International Economic Forum2018

こちらでは、またしてもテレビ取材したいということで、日本人ってだけでロシアにいると目立つなと思いながら、テレビカメラとあのでっかいマイク?(音声拾うやつ。上ににょって置かれるというかぶら下げられるというか)の前に立って、ロシア語でアナウンサーさんから聞かれた質問をオーガナイザーのトップが英訳してくれてそれに英語で答えるという。

・ロシアの若者たちが現在得られる機会というものにはどんなものがあると思うのか(いや、ロシア人じゃないしロシア住んだこともないしロシアについて勉強したこともry)、
・古い世代から何を得られるのか
・今回のフォーラムに参加した目的はなんなのか

などなどちょっと難しい話してきました。一緒に参加していたポーランド人の男性も似たようなインタビューを受けて終了。後日出来上がった記事のリンクをもらって(テレビじゃなかった。)確認したら、彼のインタビューバッサリカットされてるし、私の名前のスペルが違う…笑
まあいいか、ってなりました。ロシアはロシア、今度から私はロシアではミーヤと名乗ろうと決め、今に至ります笑

いないとは思いますが、もしそのインタビュー記事を読みたい方いらっしゃいましたらこちらからどうぞ

4. ロシアで何をしていきたいのか

私のミッションは、ロシアの一次情報をもっと日本に広めることです。

最初に書いた通り、ロシアの魅力は人だと思っています。

そして上記二つのイベントで様々な教育の機会と多国籍の参加者の方々と交流の機会を与えていただきました。そんなロシアとロシア人に恩返しをすべく、まずはロシア人と日本人の人間同士の交流をもっと活発にすることに貢献していきたいです。

面白いアンケート結果がありまして、ロシア人に対して「日本に対してどれほど親近感が湧くか」という質問をすると、まあまあ親近感を抱いている、とても親近感を抱いているを合わせて8割だったのに対し、同じ質問を日本人にすると、ロシアに対して親近感を抱いている人はたったの2割だったのです。ロシアの回答割合と正反対だったのです。

なのでまずは、日本でロシアの良さの普及活動に従事し、徐々にロシア人との交流の場をセッティングできるようになればなと手探り状態で動いている次第でございます。

まだまだできることに限りはありますが、それでも継続は力なりと思っておりますので、応援していただけると幸いです。よろしくお願い致します。

まとめ

1. ロシアの魅力は人
2. ロシアに行ったら、おそロシアで怖い思いをしている中、たくさん優しくしてもらった(それで好きになるんだから、女って単純よね←炎上しませんように)
3. ロシアではWFYS2017やSPIEF2018に日本代表として参加し、他国の参加者と交流&親睦を深めた。
4. ロシア人と日本人を繋ぐ場を作りたい。お互いの良さをもっと知り合うことで、心理的距離を縮めたい

毎日更新(予定)のInstagramアカウントもチェック&フォローしてくれたらとても喜ぶマン。コメントなんてくれた日にはもう全力で返します。

長々とお付き合いいただきありがとうございました。

この記事が参加している募集

自己紹介

よろしければサポートお願いします!サポートいただいたお金はロシア観光大使を目指してロシアの魅力普及活動に当てさせていただきます!