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【仕事note】転職して幸福度が上がる


コロナ騒動のなかで感じた幸福度アップの実感



試用期間3ヶ月終了。

からの、娘の保育園がコロナで休園(今年2回目)。

娘が濃厚接触者にあたるのかどうかも定かではないまま、家族3人自宅待機を続けて6日目…
保育園から電話があり、娘の健康観察と、「来週火曜日から保育園再開」という知らせ。

オミクロン株かどうかの特定も出来ていないため、「濃厚接触者で無症状」という排除しきれない可能性を前提として、「自宅待機(療養にあたるのか?)10日間」というガイドライン通りの保健所からの指示だったのだろう。

先週金曜日の出勤直後、保育園から休園とお迎え要請の電話があってから、保育園から今日までに3度の電話があった。
1回目は、
・娘の健康観察
・自宅待機のお願い
で、娘がどのような状態で自宅待機になっているのか分からないまま、家族3人そのまま土日を挟んで、出社不可に。

2度目は、
・高熱症状が出た場合、園の嘱託医に連絡して自主的にPCR検査を受けてほしい
とのことだった。
それ以外は、1度目と変わりなく。

そして3度目の今日が、来週から保育園再開のお知らせだった。
結局、ただただ自宅待機を余儀なくされた10日間になるけれど、保健所もパンク状態で、そういう指示になったんだろう、家族皆健康でいられるだけありがたいと、そんな心境だ。


私は出来る限りのリモートワーク対応、夫は「欠勤扱い」だった。
私は一日の勤務時間に不足している部分は補償されるということだったが、夫(季節労働者、勤続10年超え)はそれもなく、ただただ月給が減るわけで…

自宅に大人二人いても、夫に完全に娘を見てもらって…というわけにもいかないし、家庭内調整がしにくい日は、リモート対応もなかなか大変。
しかも、3度の食事、それに付随してくる家事あれこれなど苦笑

しかし、仕事の方も月末月初のタイミングで、現場は猫の手も借りたいほどだから、微力でも私がタスクに当たれるのはありがたいわけで。

早朝、午前中だけ、娘の午睡中などなど、何とか時間を工面。
私も、不思議と「これなら休みたい」という感覚もなく、ただメリハリをつけ、淡々とこなしていく…


リモート対応出来る仕事に感謝。

補償があることも当然ではない。
(現に夫は、ただの自己都合欠勤ということになるわけで…でも、まぁ、冬の間一日も休みなく働いていたので、好機だったとポジティブに捉えたいけれど)

また、疲弊しながら現場を回しているチームメンバーには心からの尊敬と感謝を。
(現場がメインの仕事で、基本的に常駐が求められる仕事内容のため)

人と、チームと、企業文化と、環境に恵まれ、そのおかげで生活全体の幸福度が格段に上がったと、自宅待機期間のいま、改めてそう感じる。


ワーク・イン・ライフ


これまでの数々の職歴や転職が、決して無駄ではなかったと思えるほど、今の仕事でそれを活かしきれている自負がある。

全社的な平均年齢はやく37歳程度、多様性(国籍・言語・年齢・職務内容・労働条件や働き方など)の担保されている、流動的な組織。
その中でも私の属するチームは、会社の事業のメインストリームからは少し外れた、社会福祉や社会貢献の度合いも高いセクションだ。

しかし、(だからこそと言ってもよいかもしれない)そこに私自身の今現在の興味やパッションが合致しただけでなく、必要なスキルやパーソナリティーかうまくハマったのだと思う。

社内風土としては、競争もある程度確保されていて、成果や功績が評価や給与にダイレクトに反映する、という成果主義的な雰囲気も多分にあり、漏れなく私も試用期間3ヶ月後の面談で、振り返りと成果についてまとめ、チームやセクションのマネージャーと給与交渉をしたりもした。

はじめは会社やチーム内の平均値も分からない、そもそも私が与えられた役割で応えられるのか、それに見合うスキルや経験を持ち合わせているのか全く分からなかったし、自信もなかった。

それでも、何でも聞ける・聞けば必要なサポートに手が届く・仰げば協力してくれる人がいる・マネージャーが私にフィットする人だった、などなど、たくさんのありがたい条件が重なり、私はこれまでのどの職場よりものびのびと、尊大にも卑屈にもならず、臆することなく「いまの私が最大限出来るパフォーマンス」に集中して仕事が出来ている、という実感に至る。

アサーティブに、というこれまで大きな課題だったことも、難なくクリアしてコミュニケーション出来ているという気がする。

それは、チームの全員が様々なことを乗り越えてきて、今のやり方や雰囲気を努力して保持し続けようと心底願っているタイミングだった、ということもあるのかも知れない。

そして、人を大事にし、人に徹底的な投資を惜しまないという経営者層の気概もある。

だから私も、今の自分自身のライフステージから、私の「幸福の条件」(前職の休職中に徹底的に考え抜いたことだ)から導き出される働きかたを、自ら会社側に伝えている。

それを受け止めてくれる土壌ーチームメンバー、職種、上長、会社のビジョンなどーがあって、それを信頼出来るから、私も率直でいることが出来る。


短時間勤務で、正社員。残業は難しいので、時間の融通をつけて自宅で必要なタスクに当たったりさせてもらっている。休憩はしっかりとる、と宣言している。

その代わり、(当たり前だけど)サボったりしないし、これらをさせてもらうことが結果的には仕事のパフォーマンスを最大化させる、ということも理解してもらっている。

残業代はなるべく発生させない。
健康でいることが成果に結びつく。
「休める」環境が離職を食い止める。
などなど…

ようやく、私のできる限りの力で、チームや組織に最大限貢献したいと思える仕事に出会った感覚(しかも、無理せず)。

納得出来る給料と休息を頂きながら、それ以上の果実をもたらしたいという意欲が芽生えている(しかも、ある程度自信もある)。


持続可能に、無理なく働く。
生活の幸福度を絶対下げない、上げるような働き方をする。
自分の貢献に見合う待遇を遠慮せず交渉する。

アラフォーにして、このことは死守しようと、転職前にそう決めた。


自己満足でなく、チームや関係者、仕事で出会う人にとって価値のある仕事をしていきたい。

それが結果的に自分自身や、家族の幸福につながる。

そんなことを素直に思える、という幸福。




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