目標や計画を立てることよりも大切なこと

いよいよ今日は大晦日。
2022年も本当にもう残りわずかになりました。

我が家はこのところ、年末年始は私の地元で過ごすことが恒例になっていて、昨日から帰省してワイワイ過ごしています。

で、今さっきようやく娘ちゃんがお昼寝したので、私もつかの間の一人時間。

せっかくなので、この1年を振り返りつつ、来年はどんな年にしたいかなぁ、なんてことをぼんやりと思い浮かべていました。

若い頃は、自己啓発・能力開発オタクみたいな感じだったので(笑)「1年の振り返り」や「来年の目標設定」を、めちゃくちゃ気合いを入れて行っていたこともありましたが。

ここ数年は、「来年の目標」や「計画」を、ほとんど立てなくなりました。

この「目標や計画を立てない」という自分にシフトしたきっかけの一つは、「子育て」だと思うんですね。

というのも、「子育て」ってもう本当に想定外の連続だし、計画なんてあってないようなものだから。

そして、我が家の娘ちゃんのことはこちらの投稿でも触れていますが、

発達がゆっくりな我が家の娘ちゃんとの日々は、周りの他のお友だちとも、ましてや育児書やSNSの情報とも、全く重ならないことも多くて。

「きっと◯ヶ月後、◯年後にはこうなんだろうな」

というような想像は全く意味をなさない、ということを何年も経験してきました。

その積み重ねの中でつくづく痛感したのが、

「一番大事なことは、”どんな日々を味わいたいか”であって”何をいつまでに叶えるか”ではない」

ということだったんですね。

自分が、家族が、子どもが、どんな気持ちで日々を送るのか。
どんな風に日々を楽しむのか。

まずはそれが大切なんですよね。

もちろん、目標や計画を立てることが悪いと言っているわけでも、不要だと言っているわけでもありません。

この「どんな日々を味わいたいか」を具体的に叶えるために、何をするのか(=目標)や、いつやるのか(=計画)を設定することって、とても大事です。

でも、目標や計画を立てると、そこに囚われすぎたり、そこに当てはまらない時に苦しくなってしまう…ということもあります。

そして、思うんです。

「自分が何を味わいたいか」を自分が知ってさえいれば、あらかじめ無理に目標や計画を立てていなかったとしても、自ずと、必要なタイミングで必要な行動を選べる自分でいられるんじゃないか、って。

そんな風に自分を信じながら、日々を楽しんでいられたらそれで花マル💮と思う今日この頃です。

これはあくまでも私の場合は、という話ですが…
ガチガチに目標や計画を立てていた頃って、

「自分は必要なタイミングで必要な行動をちゃんと選べる人間だ」

って思えないくらい、自分を信頼できていなかったんだと思うんですね。

もちろん今だって自信満々、というわけではありませんが(笑)
昔よりも、ちょっとは緩やかに自分のことを見守れるようになったように思います。

…と、書いていてふと気づいたんですが。

もしかしたら、そんな「今」だったら、目標や計画自体も、もっと緩やかに楽しいものとして取り組めるようになっているのかもしれないな、と…(笑)

なんなら、本来「目標設定」や「計画」って、そういう風に自分を信頼した状態で行うのが正しい、というか健全なのかもしれませんね。

自分は、大丈夫。
自分は、自分を幸せにできる。

そんな風に思いながら、

「その上で、何を味わいたい?」
「そのために、いつ何に取り組んでみる?」

そんな風に1年を描いてみるのも良いかもしれませんね。

来年もますます楽しい一年を送れますように。

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