ベッドに座って生活できるなら。

椅子が動かないなら机を動かせばいいじゃない。そうです。

モニターを買ってから、ゲームもノートPCも繋いで使うようになった。
そのモニターを置いてるのがこのデスク。

キャスターが付いていて、移動がとても便利。買った当初はそんなに移動させることを念頭に置いてなかった。どちらかと言えば折りたためるというコンパクトがよかった。
(私は引っ越しの単身用トラックでは収まらない荷物を所持している。家具を増やすのはためらいがあったが、せめてのあがきでコンパクトさを求めた…。)

最初はベッドの足元に置いていたのだが、思い立ってベッド横に適当に置いた。使いたい時にベッドに座って机を寄せる。延長コードを載せているので電源も問題ない。寝たくなったら横になって、邪魔になったらどける。これが想像以上に快適だった。

そしてさらに。

今は無印良品などでも似たような商品が増えたから、IKEAにこだわることはないとは思う。これはずっと気になっていたワゴンで、やっと入れて使いたい物が決まったのでお迎えした。
1番上にカバンの中身(財布、鍵、ポーチ、ヘッドホン、薬など)やよく持ち出すもの。2段目にスキンケアやメイク用品。3段目には手軽にマッサージができる細々した物など…。

そうです。どちらもキャスターが付いて自在に動かせる。そしてこれをベッド周りに配置している。なんて便利なんだ!!と思うと同時に頭の中によぎる『病室…?』という言葉。でもいい。だって起き上がっていることがしんどい日だってあるわけで、それでも手の届く場所にあるということがどんなに大事なことか。

(ベッドサイドを充実させることの大事さを教えてくれた記事がある。おすすめ。)


今の私にとって椅子に座り机に向かって何かをすることは、ストレスが地味に溜まる。何かしなくては、集中しなくては、やるべきことを進めなければ、そんな思考が徐々に風のように吹いてくる。そうすると落ち着かなくてしんどくなって、結果何もできずに椅子から立ち上がり机からも離れ、スマホ片手にベッドへ倒れ込む。

それが、今ベッドに座って机を寄せる生活になって割と穏やかな気持ちのまま過ごせるようになったのだ。もちろん、椅子もあるので椅子に座りたくなったら椅子に座って机を寄せればいい。ああ買ってよかった。

ちゃんとしたデスクも持っていたのだけど、リサイクル品に出そうと思っている。高さも身長に合ってなかったし、今の私には不要だ。

そうやって変わっていくことも大丈夫なのだ。
居心地のいい部屋なら、それでいい。


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