毛布、ポット、テレビのトライアングル休日
ふわふわの毛布で眠る。
起きて、ポットでお湯を沸かす。
温かい飲み物を片手に、テレビをみる。
…また毛布にくるまる。
この3つをエンドレスに繰り返す休日。
怠惰で、まるで生産性がなくて…
これ以上ないほど、贅沢な時間。
ふわふわ毛布
今の季節、我が家には
文字通り“ふわふわ”な毛布がある。
日頃、メイクをした後では、なんとなくファンデーションなどが毛布に付いてしまう気がして気が引けるけれど
メイクをせずにすっぴんで、顔も含めた全身をふわふわに包まれる時の感覚…。
どんなに尖った心も、丸くしてしまうような大きな優しさに包まれて、最終的には笑顔にまでなって、眠りについてしまう。
最高の時間だ。
ポット
真夏以外は、基本的に温かい飲み物を飲むことが多い。
喉が渇いたら、とりあえずポット。
ここ数年は
お気に入りの“ゆずのジャム”がある。
スプーン1、2杯程度をマグカップに入れ
八分目までお湯を入れてかき混ぜるだけで、美味しいゆずティーの完成。
茶葉は入っていないけれど、甘くて、少しだけほろ苦くて、ゆずの皮さえも美味しい。美味しくてたまらないのだ。
ちなみに夏は、お湯の代わりに水を入れればアイスにできるし、
お酒のジンと一緒に少し入れると美味しいカクテルになった。
テレビ
アニメ、ドラマ、映画、時々ニュース。
今日は映画『ジャングル・クルーズ』を観た。
無性にディズニーランドへ行きたくなった。
そして、どこかへ旅に出たくなった。
好奇心とか、それによって得た知識とか
人間だからこそ楽しめることはたくさんある。
だからこそ、映画のように大冒険に繋がったり、色々な人に出会って新たな価値観を発見したり…さまざまな経験をして、成長できるのかもしれない。
その一方で
“自然側の気持ち”を考えることも忘れてはいけないな、と思ったりする。
“呪い”や“怒り”は、どこから生まれるのか。
人間は、人間のことだけを考えてしまっていないか。
自然からは、たくさんのパワーをもらっている。
植物や動物、天気などは、言葉を用いて何も言わないけれど、
だからと言って、決して人間が偉いわけではない。
生活のための“水”も
お腹を満たす“食料”も
乗り物や住処を作るための“木”も
存在していること自体がもはや魔法のように
神秘的で、奇跡だと思う。
その力を借りて生きている。
生かされている。
感謝しながら、共存しているのだということを忘れないでいたいな、と思った。
あとは、危険な虫や動物、植物。
日頃は目を背けてしまうけれど
映画に登場すると否応なしに見ることになるので…怖いけれど、勉強になるな…。
毛布、ポット、テレビ。
この3つに今日は、どれだけの時間を費やしたことだろう。
時間がなければ叶わない、とても贅沢な1日だった。
…たまにはこんな日があってもいいや。
明日からまた、やるべきことを、やっていこう。
2024.2.25
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