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ほんとうにやりたいことを探って行くとバースビジョンが見えてくる?

「かみさまとのやくそく」という映画をご覧になったことがあるでしょうか。こどもたちに胎内記憶についてインタビューしたドキュメンタリーです。こどもたちは雲の上にいて、地上に居る女性たちを観察し、自分の母親になる人を選び、滑り台に乗って地上に降り、その女性の体内に居る胎児の身体に入ったというのです。

私もある女性から、お子さんが胎内記憶を話してくれたと聞いたことがあります。そのお子さんには、母親だけでなく、父親となる人も見えていたようだということでした。

そのようにこどもたちが母親を選んで生まれて来るならば、その人生の計画もしっかり立てて来るのではないでしょうか?算命学では、その子の人生は生まれてきた日の気のバランスで定まると言います。そうだとしたら、その子は、その日にたまたま生まれたのではなく、その日の気のバランスを見て、その日を選んで生まれてきたのではないでしょうか。

(引用はじめ)
ビジョン(=vision)という英語は「視力、視野。見えること」という意味です。ですから、「人生のビジョン」とは、「人生で達成したい自己像(こういう自分になりたい)がイメージとして見えるもの」といってよいでしょう。自分の人生を生きていることの意義を感じさせるもの、この世での自分の存在価値を感じさせるものといってもよいでしょう。

別の言い方をすると、人間は、この世に持って生まれた使命があり、その使命を人生というステージで果たす役割を演じている自分のイメージといったようなものです。

ところで、昨今「バース(誕生)ビジョン」という概念が心理学の分野(トランスパーソナル心理学)で登場し始めています。このバースビジョンとは「この世に生まれてきた自分の使命感」といったところでしょう。
(近藤裕、「本当にやりたいこと」を見つける本)

バースビジョンというものがあるとすれば、それは無意識の深いところにあるでしょう。ユング心理学者の河合隼雄さんは、心の底の奥深く、心とも体とも区別の付かない領域にたましいというエネルギーの源泉があると書いています。バースビジョンを捉えることができたら、源泉から湧き出るエネルギーの供給を絶えず受けることができるでしょう。

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