見出し画像

2023年 柔術稽古納め

12月27日水曜で、無事2023年の稽古納めを怪我なく完了することができました。
今年最後の稽古は新人さんがいらっしゃった事もあって片襟片袖の基本動作。初めて柔術ジムのドアを叩いた日の事を思い出すことができました。
変化の多い1年だったので、自身の整理もかねて総括してみたいと思いました


今年の振り返り

白帯から青帯へ

教室に通うたびに新たな学びと気付くを頂く日々ですが、一番の変化としては、2023年の4月頃に青帯を頂戴したことです。
柔術を初めて3年と半ほど、初めての青帯試合はチャレンジで参加させて頂いた後に青帯を頂き、嬉しさ7割怖さ3割というのが正直な感想でした。
常々先生から「青帯の方は、道場の顔として恥じない振る舞いを心がけてほしい。それは強さや知識だけでなく、人としても成長を続けてほしい。また、青帯時代は途方もなく長いよ〜」と聞かせてもらっていました。


青帯の重さとありがたさ

白帯時代は常に後輩、常に下っ端という感覚で気楽に練習に参加していましたが、青帯となると新人さんにも下手なアドバイスをするわけにもいかず、劣等感を背負って生きてる私にはシャキっとしなきゃいけない時間も増えました。
反面、より一層クラスでの理解度を深めなければいけないという意識は増し、インプットとアウトプットを心がけた練習やスパーリングできたなぁとも思います。


スパーリングの癖との葛藤

しかし後半を思うと、いわゆる「やられ癖」が出来てしまったような気もします...今年の頭から多くの新人さんが参加して頂き、あの頃の私のように右も左も上も下も分からないような状態の皆さんを見てると、スパー中もついつい教えてしまう、ついついキメさせてしまう、そんな振る舞いをする事がすごく多いと自分でも感じていました。


私なりの柔術の魅力

私は、柔術は「小さな成功体験と多くの気付き」が最大の魅力だと考えており、初めたての私が足の向き先や置き場ひとつで状況が変わる事への面白さを体験出来たことを、新人さんにもぜひ味わってほしいと思い、特にスパー中は甘い動きをしてしまう事が多かったと感じています...。
この私の姿勢自体は間違ってないと信じたいのですが、何事もバランスが悪ければ毒になってしまうとも思っています。


男は度胸。なんでも試してみるのさ(自ら気付く喜びを)

先生のようにスパー中に多くを語らず、新人さんの方自信に気付きを与えられるようなスパーをするにはどうしたらよいものか...良いバランスはどの程度なんだろうか...と思いつつ年を越すことになりそうです。


受け子をさせて頂く学びの多さ

青帯を頂いてからは、テクニックで受け子をさせて頂く機会も少しですが増えてきました。
今もそうですが、ものすごく怖い。「このリアクションでいいんだっけ...こう技をかけられたら、こう動くので間違ってないよな...?」と、これまで練習で教えてもらったことをしっかり理解しているか?噛み砕けているのか?それを自分自身で再認識させてもらえる、ものすごく良い経験でした。
「こういうリアクションじゃないなぁ〜」と言われてしまうことも多々ありますが、その度に正しいリアクションを学び直せる機会があるのもありがたいです(その一環でnoteも始めました)
受け子をする時は毎度毎度緊張してしまいますが、学んだことを今後もnoteに記載していきます。


試合に出させて頂いた感想と反省点

今年はフリーファイト、ASJJFの2大会に参加させて頂きました。
白帯状態で青帯でのチャレンジ、10月に青帯初の試合でしたが、一応どちらも勝つことはできました。
勝つことはできたんでしたが、個人的には「勝っただけ」という納得いかない感じでした...。
練習の中で反復してきたことを実践したかったのですが、やりたかったことは1割出たか出なかったか、そんな反省ばかり残る内容です。
「自分のやりたい事をやる、相手に準備させない」をモットーに立ち回りたいのですが、結果としては動きの少ない渋い試合だったなぁと思います。
いざ試合となると、ポイントの変動を恐れて動きが鈍くなり、消極的な展開になってしまう。試合なので勝つ事が大前提なのでそれも一概にダメとは言えないのも分かりますが、試合に出るからには「圧倒的」に勝ちたい。そういう結果を残せるよう練習してきたつもりなので、まだまだだなぁと痛感させられます。
日頃の練習からキメ力の低さが露呈した結果なので、来年こそは1本勝ちしたいなぁ...。


2024年の目標

来年は柔術4年目?5年目?に入ります。2023年で、やっと日常の一部として柔術を学ぶ事を取り入れる生活になりました。
2024年は、スパー時に取った行動を記憶し「何故その行動を取ったのか、結果それは良かったのか? 居心地の悪い状況は何かあったか?」そういったフィードバックを仲間から常にもらえる姿勢を貫き、自身のスパーの改善や気付きを徹底的にいただけるよう取り組みたいです。
そして結果として「やられ癖を直す」「試合で1本勝ちを取る」この2つの目標が達成できれば、2024年は少しは前進できたと思えるんじゃないかなぁ。
何より「去年以上に1人でも多くの仲間と柔術を楽しむ」事が出来れば最高に嬉しい。
来年はマスター2最後の1年、満足しかない柔術ライフを過ごせるよう、健康第一に取り組もう。
そして何より、もっと可愛いイラストをAIに生成してもらうスクリプトを見つけてみたいぜ…

2024年も柔術ができる私は、幸せ者だ。

#BJJ
#柔術
#ブラジリアン柔術
#グレイシー柔術
#護身術
#セルフディフェンス

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?