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精神は技術で補える

「精神は技術で補える」これは、2000年代に中日ドラゴンズの指揮を取った落合監督が、当時のレギュラー内野手だった荒木選手にかけた言葉です。精神的に悩むことが多かった当時の荒木選手は、常にこの言葉を意識することで自分を立て直すことができていたようです。
私もこの言葉がとても好きで、落ち込んだり物事がうまく進まなかったときに意識的に思い出すようにしています。

よく、スポーツの世界では心技体が大切だと言われます。「技」や「体」は分かりやすいですね。技を磨くにも体力をつけるにも練習を重ねる他にはないことは容易に想像が尽きます。でも、「心」(精神)ってどうやって鍛えるものなのでしょうか。
スポーツにおいては、どのような状況でも平常心が保て、普段通りの力を発揮できる状態が心が鍛えられた状態なのだと思います。そうすると、確かに前述の落合監督の言葉が少し腑に落ちてきました。確かに、技術や体力が成長すれば自ずと自身もつき、その結果、心も成長するのかもしれません。日々の練習の結果、自ずと心も鍛えられるというわけですね。

私は、スポーツ以外、勉強の世界、さらには仕事でも同じことが言えると思います。日々の小さな努力の積み重ねが自信をつけ、結果として精神も鍛えることとなり、その繰り返しが人間を少しずつ成長させていくのだろうと考えています。

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