学校アンケートは誰がとるべきか/Twitter 連投より

ここのところのTwitter 連投をご紹介。

@atsushi_h


学校がとるアンケート。先生方はほぼ本音は聞けていないと思った方が良い。
中学生くらいになると、学校の先生がそもそも目にすることを気にして、気も遣う。
「あとで呼び出されて話をされたりするので、とりあえず、問題がないように答える」と直接生徒から聞くくらいだ。


合わせて、信頼関係がない相手に、本音を話す子は、(特殊な場合を除き)、まずいない。それも念頭におくべき。

ということで、学校アンケートで重要なのは、
「第三者がアンケートを実施する」ということだ。

果たしてこれをやれている自治体があるのか否か。


追記しておくと、中学くらいになると、何でもかんでも内申点を気にする、ということも出てくる。

学校の先生が思う以上に、これは親も同様だが、内申点をあらゆる場面で気にしているのだ。

そうなると、学校でのアンケート一つとっても、本音を吐露する、ようなリスクを避けるのだ。


内申点の割合が大きい入試制度が、どれほどまでに親と子を学校に従属させるのか、ということがわかるだろう。先生方は、ここにまず気づく必要がある。

これは、内申点が力を持ちすぎた入試制度の弊害である。これをもって、内申点によって"人質を取られているようなものだ"という揶揄も理解できる。


(おわり)



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