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ボケないための薬とは?

現代の科学でも、不老不死を実現することは叶わず、年々、歳を取ることを止めることはできません。

1才また1才と老いていきますが、歳を取ることで、恐怖することは何か?

というアンケートをとったところ、

第1位はなにかといいますと

「死ぬこと」

これは第2位なんです。

なんと第1位は、

「ボケること」

なんですね。

死を避けることはできない、それは仕方がないことだけど、歳をとってボケることだけは避けたいと思っている人が多いということです。

病気になるのもイヤですけど、頭がしっかりしていれば、周りに意思を伝えることができますから、病気になったことに対しても自分自身納得ができますけれど、身体が健康でも痴呆症になると、自分でコントロールができないし、周りに迷惑かけていることも認識できないので、これは、ちょっとつらいものがありますね。

そこで、ボケないための対策がいろいろと言われています。

脳に関係する病気、脳卒中や脳腫瘍、痴呆症は、悶々と悩む人がなりやすいといいます。
なので、悩みを引きずり、あまりくよくよ考えないことや、イライラしないように心をリラックスさせる工夫が必要と言われています。

また、将来、痴呆症にならない人には、ある共通した習慣があるそうです。

それは「読書」です。

週に一冊、本を読んでいる人は、ボケにくいそうです。

ノートルダム修道院に住んでいたシスターマリーさんは、101歳まで生きましたが、無くなる直前まで、ハッキリとした意志を持っていて痴呆症の症状がまったくなかったといいます。

後で調べてみると、規則正しい生活と、適度な運動、健全な精神、そして、聖書の勉強の知的活動の影響が大きかったことがわかったそうです。

作家で100歳近くまで、現役で活躍した作家に宇野千代さんがいます。
彼女も、長生きの秘訣として、「くよくよしないこと、怒らないこと、無理をしないこと」と生前言っていましたが、その土台には、作家としての知的生活があったのだと思います。

週に一冊、本を読むことは、将来ボケないために、とても効果的な薬と言っていいと思います。


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