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悪口オナラの法則

ブーブーする。ブーブー言う。

オナラと悪口は似ている。
どちらも、外に出すと、まわりの空気がわるくなる。

オナラをよろこぶ小学生は別として、目の前でされたら、けっして気持ちのいいものではない。悪口だって、聞き手が同じ感情をもっていない限り、けっして気持ちのいいものではない。

オナラと悪口は似ている。
どちらも、でちゃうものだ。

あのかわいいアイドルだって、自然現象なので、でちゃう。「えっ、○○ちゃんはしないって言ってたよ」という方は、ごめんなさい。人間なら必ずでちゃうものなんです。悪口だって、でちゃうものだ。過去に一度も悪口を言ったことがないという人は手をあげてほしい。おそらく、小ちゃな子どもでない限り、いないだろう。いや、子どもだって言っている。

オナラと悪口は似ている。
出す場所を選べる。

どちらもでちゃうものなんだけど、出す場所は選べる。人前でオナラをするか、トイレでこっそりするか選べる。みんなの前で悪口を言うか、「そいつはバカだねー」と笑い飛ばしてくれる友だちにだけ言うか選べる。

そんな似ているオナラと悪口にも違いがある。
悪口はインターネットで広がる。

香りをスマホで送れる時代はすぐそこまで来ているけど、オナラはまだ送ることはできない。いっぽうで、悪口は親指ひとつで送れる。そして、その悪口はインターネットのチカラでびっくりするくらい遠くまで広がる。悪口の対象となっている人にまで届く可能性だってある。

オナラと悪口は似ている。
我慢のしすぎは健康によくない。

せったいするなとは言わないけど、どこで出すかがその人の品性だブー。

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