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メンターからメインデザイナーを引き継いで取り組んだ事


ごあいさつ


こんにちは、Wcat(ダブルキャット)のますぐです。
私自身はデザイナーとしての経歴は主にフリーランスで積んできました。WHITE CROSS入社してからは組織内での業務フローや環境に適応するのは簡単ではありませんでしたが、その過程で学んだことをシェアしたいと思います。

フリーランスからプロダクトデザイナーへ

WHITE CROSSに入社後、比較的早い段階でメンターからプロダクトの主要なデザイン業務を引き継ぐ事になりました。
Wcatのメンターは田村さんというフリーランスデザイナーで、WHITE CROSSのデザイナー採用プロセスに関わり、Wcat(デザイナーチーム)の生みの親です。私もWcatのメンバーとして採用されました。

田村さんは、現在私が担当しているプロダクトのデザインをゼロから創り上げ、デザイナーとしてのプレゼンスを向上させるために、メンターをしていただいています。 私が入社してからプロダクトにアサインする際には課題の読み合わせから見積もり、ブレスト、デザインレビューなど、スキルや知識のキャッチアップに必要な作業をサポートして頂きました。

しかし、田村さんはWcat全体のスキル向上やチームビルディングにリソースを投入していくことになり、また私自身もプロダクトのリリースから成長フェーズに進むための経験を積みたいと考えていました。
そのため、プロダクトデザイナーとしてのバトンタッチを早めに受け、業務フローや業界知識に不慣れでしたが私に引き継ぎが行われました。


そこで私がプロダクトデザイナー、プロダクトチームの一員として成果を出すために取り組んだ事を紹介します。


取り組んだ事

チームの関係性の構築
『課題があってそれをデザインで解決する』ってデザイナーの仕事としては当たり前なんですが、言うは易く行うは難し…! デザイナーの仕事は課題をデザインで解決することですが、その前に課題の背後にある条件や背景を理解する必要がありますよね。チームメンバーに聞くためにはぱっと聞ける関係性が欠かせません。関係性を築くことで疑問が生じた際にすぐに相談でき、情報の差異を埋めることができます。結果としてプロダクトを円滑に進めていく関係が出来ますし、 デザイナーとしてのこだわりの主張もしやすくなります。←(大事笑)

機能(手段)で解決するのじゃなくて課題のそもそも論を把握する
課題が抽象的な場合、機能や手段に飛びつきがちになっていきますが、その課題の本質を理解することが大切だなと。
『この機能があれば、課題って解決できるのか?』
『この課題はなぜ出てきたのか?』
『この業界独自の要因が関与しているのではないか?』
『UI/UXで解決できる課題なのか』など… 深く探求していくプロセスによって、機能に頼るデザインから、ユーザー体験を優先するUIへのアプローチが可能になっていったかなと思います。

PdM × エンジニア × デザイナーの密な連携
プロダクトチームとしてデザイナー、プロダクトマネージャー、エンジニアはの連携は非常に重要です。 3者ともプロダクトを成功させるという同じ方向を向いていますが、重きを置いている核の部分が結構違ったりします。 個人的なイメージとしてはデザイナーはユーザー体験に焦点を当て、PdMはビジネスとの連携でプロダクトの進捗管理、エンジニアは実装の可能性を考えています。 こういう違った視点を認識して、議論し、主張することが重要で以下のメリットがあるかなと思います。

ユーザーエクスペリエンスの向上: デザイナーがユーザーにとって使いやすいデザインを考え、エンジニアがそれを実現する方法を考えてくれます。この連携により、ユーザーエクスペリエンスが向上します。

問題の早期発見: 3者の異なる視点からの議論により、問題だったりリスクが早めに発見しやすくなり問題を解決しやすくなります。

新しいアイデアの発見: 異なるバックグラウンドを持つチームメンバーがアイデアを出し合うので新しいアプローチだったりソリューションが生まれることもあります。

プロジェクトの効率化: チーム全体が全員を意識して協力することで、プロジェクトの進行が効率的になりスムーズに進行します。

チームの協力: 異なる専門知識を持つメンバーが協力していくことで、チーム全体が協力する文化が醸成されます。(←シンプルに仲良くなる)

これらのメリットがあるので”PdM × エンジニア × デザイナーの密な連携”がもはや一番大切だったりするかもしれません。笑
たくさんのメリットを享受できるので密な連携でお互いが対等で三角形を意識したプロダクトチームとしてやっていくのが非常に重要で理想的かなと私は思います。
以上が、私がデザイナーとしての成長の過程で取り組んできた主なポイントです。


最後に

プロダクトデザイナーとして、まだまだ私自身成長過程で日々至らぬ点を感じていますが成長も実感しています。
私自身の課題解決に付き合っていただいた、マネージャー、メンター、同僚には感謝です。
後に、私が部下を持ったりした時のメンターシップの立ち回りやデザイナーとしての嗅覚を鍛える点でも非常に学びになったので改めて言語化してみました。
今後も新たな挑戦や課題の発見が待っていると思います。 解決できた際には共有し、読んでいただいている方のキャリアにお役立ていただければ幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございます。

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