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No.10 ネイヴ スモールブックケース

本棚だけど、食器棚として愛用中。
希望サイズぴったりの収納。

前の家で使っていたのは無印のパルプボードボックス。
横にも縦にも置いて、上には食器や調味料。
中にはダンボール引出しや100均のカゴを入れて、乾物を整理。
そんな感じでゆる〜く使ってた。
シンプルだし、これはこれで便利だった。

引っ越してからもしばらくは使っていたけど、前よりコンパクトな家になった分、ボックスの数を減らして置くしかなかった。
すると、1番下の床に近い部分に食器を入れざるを得ない。
脚が付いていないから、少なからず抵抗があった。

そして食器棚を探す旅に出た。
条件はW900×D300×H850〜900mmの範囲内に納まるもの。
できれば棚板ピッチが細かいもの。

カタログ、WEBショップ、色々見たけどピンとこない。
北欧ビンテージ、中古和家具、インテリアショップで新品も見て回った。

扉が付けば、もちろん奥行きも深くなる。
背が目線近くになると、上に置く予定の調味料が使いにくいし、掃除もしにくい。

扉は無くてもいい。
マメに掃除するように、むしろ無い方がいい。

雑誌もたくさん見た。
こうなったら、板と塗料を買ってDIYしようか。
自分で図面を描いて、造作家具屋さんに作ってもらおうか。
でもコストが合わないな…。

そんな時、仕事で出掛けた家具展示会。
ア・デペシュが目黒のスタジオを借りてやっていた。

あれ?あった!
思わずスタッフさんに話しかけた。
これすごくいいですね‼︎
色も背板のスリットもいい。
サイズ測っていいですか?と言いながらも、すでにスケールを当てている私。

「いや〜。うれしいな〜。」
なんと、その家具をデザインした人だった。

これはウチに来る家具だな。
ただ、永く使う家具だし、ちょっと冷静になろう。
夫には許可をもらったけれど、一旦保留にした。

その後、また出会いが訪れた。
不定期に、たま〜に流れてくる業者向けのアウトレット情報FAX。
その中にあった!限定1台‼︎

小さな小さな白黒写真と、「傷、ささくれ」と書いてある。
正直これだけでは状態は全く分からない。
そして当然のように返品不可。
はっきり言ってギャンブル。

でもなぜかこの傷物こそ、私が引き取らなきゃ!と火がついた。
即買い付け。

届いて納得。
確かに売り物として出せないほど、ひどくささくれていた。
でも内側だし、食器入れたら気にならないし、こういった物こそ個性。

食器量もぴったりで、最初からそこにあったかのように馴染んだ。
やっぱりご縁があったんだな〜としみじみ思った出来事。

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