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自然派ワインについての考察|Bar3000第2夜と、有料記事でしか書けないこと。

ますたやBar3000(スリーサウザンド)、第二夜を開店いたしました。

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今回のBar営業は、ゆるい二部構成。

一部が文学ラジオのダイチくん主催の「ワインと本の会(仮)」。そして二部が、ますたやBar3000[スリーサウザンド]となっておりました。

テーマは「自然派ワイン」。

ちなみにわたしは、仕事で一部には行けてません。二部から合流…というか、一部の会の二次会として、わたしの「お店」に来てよ、とみなさんをお呼びした形になります。

ようこそ、ますたやバーへ!美味しいワイン、飲んでってね。

「一部、ワインの写真しか撮ってない!」という報告を受け、明らかに楽しかった様子が伝わります。

前回のBar営業ではお客さまをSNSで公募しましたが、今回はリアルな友人繋がりの、ちょっとクローズドなメンバー構成でした。というか、一部の参加メンバーがわりとサブカル方面に濃かったので、その「シモキタ界隈感」に耐えられるお友達にお声をかけ、来店してもらった形です。

来てくれたお友達のみなさん、ありがとうございました!とても楽しい夜でした。「もう飲めないよ~」と言いながら入ってきたみなさんが、話に花を咲かせ、笑い声を交わすなかで、次に、次にと杯を重ねてゆくのを、嬉しい気持ちで眺めていました。

そうそう。たぶん、ワインが進むときって、「今、この場所が楽しいとき」なんですよね。おかげさまでちゃんと収支も黒字になりました。

また気軽に飲みに来てね!🍷

ルイジュリアン、ローランバーンワルトを中心に、箱ナチュラルと「ナチュラルな国」南アをラインナップしてみました。

さてーー自然派ワインですよ。

これ、わたしはあえて、自分の発信のなかではなるべく触れずに来ました。というか、「美味しいワイン、全部好き」というわたしのワ活のテーマにうまく隠して、語らなくてもスルーできる形にしてきました。

もちろん表明”しなければいけない”わけではないので、このままなんとなくスルーしながら行くほうがいいかなぁ…とは葛藤してるんですが(現在進行形)、せっかく有料記事が書けるようになったことだし、わたし自身のスタンスを整理したくて、書き始めてみました。

誰でもいいわけじゃない誰かに聞いてほしい話がある。それが聴いてもらえるのがここ、ママの小部屋だから…

と、いう感じで書き始めたんだけど、早速公開を迷ってます。だって、どう書いても炎上しそうなんだもん…(穏健派)

なるべく炎上しないためにいちおう書いておきますが、この記事は特定の「誰か」や「なにか」を思い浮かべて書いた記事ではありません。それでも、意見を表明するということは結果的に、そうではない誰かの意見を否定してしまうことではあります。実際に(もしかすると気づかぬうちに)、いくつかの意見を否定してしまうかもしれません。

でも、議論はつねに開かれています。いつでも、気軽に、わたしに意見をください。もちろん、わたしも「そうだな」と思うこともあれば、「わたしは違うな」と思うことはあります。それらを「話し合う」「伝えあう」ことこそが、わたしが考える、多様性を許容するということです。

意見は多様であることが担保されるほうが、世の中は生きやすいはずだ。そう思うからわたしは、まずはわたしの意見を、率直に述べてみようと思います。有料記事のなかで。

最近出たHanako、やや自然派に寄りながら、自然派もクラシックもごちゃまぜに出てたのがすごく好みでした

・・・さて、びくついてるので前置きが長くなりました。小心者なんだよ。このままびくびくしながら書きます。

今回の記事のポイントは、「飲み手としての自然派ワイン」「造り手としての自然派ワイン」そして、「売り手としての自然派ワイン」の、3点です。


飲み手としての自然派ワイン

これは、主語は「わたし(=ますたや)」です。

自然派ワイン、飲みます。むしろわたしのワインライフは、自然派ワインからはじまっています。

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