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ジブリアニメで哲学する。 世界の見方が変わるヒント   となりのトトロ

こんにちは、最近色々なことが同時多発して頭パンク状態のマタムネです。

今回も引き続き、となりのトトロ編です。
初めましての方は、こちらをお読み頂ければと思います。



バスとはなにか?


考えるためのヒント

ネコバスとはなんだったのか?


バスとは?

バスの似合う言葉は『待つ』です。
いつ来るか分からないというイメージがあるからですかね。
時刻表はありますが、あれがまた不安にさせます。
もう来てるはずのバスが来てないことが示されているからです。
不思議な事に遅れたバスが来ると、あーやっと来てくれたと
感謝の気持ちさえ持ちます。

ネコバスとは?

一番つらいのは自分だけ取り残され、まだ待ち続ける人です。
いつ来るか分からないバスを待ち続けなければならないからです。
ネコバスはそんな待つ人たちの願望が形になったものなのかもしれません。風のようなスピードでやってきてくれるからです。

現代人にとってのバス

確実さやスピードという、概念にならされた現代人に、気づきを与えてくれるもの。
この世には不確実なものやゆったりとした時間の流れがあるという気づき。
じっくりと、物事を考え、時間の流れを体感する。自然の姿に目をやり、雨音に耳を傾ける。

結論

バスとは不確実性への気づきを与えてくれるもの


個人的感想


私がトトロで一番好きなキャラクターです。
好きすぎて、沖縄のシーサーを作る際にネコバス風に作ってしまうぐらい
好きです。
あの風のように走るネコバスは、爽快感と安心感を与えてくれるシーンで
好きです。
普通のバスは乗る機会が減りましたが、最近は時刻表以外にもリアルタイムで今どこにいるか分かるようになってます。ITが発達することは良いことですが、筆者が伝えているようなものは、失ってしまうかもしれないですね。

そして大抵、ネコバスは子供の特権です。
三鷹の森美術館のネコバスもジブリパークのネコバスも子供しか乗れません。
私たち大人は永遠にネコバスを待ち続けるしかないということですね・・・・。




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