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シンガポールで写真を印刷するならFUJIFILMコーナー

最近は日本の祖母たちになるべく手紙を書くようにしています。コロナで日本に帰国できないため、90歳近い祖母たちに連絡をしたいと思ったからです。どんなにデジタルが進んでもやはりお手紙をもらって嬉しいのは変わりません。

なかなか顔を見せられないので、こちらの様子が分かるように写真を入れたいと思い、どうやって携帯の写真を印刷できるか数カ所で試しました。結論から言うと、シンガポールで写真の印刷をするなら、Millenia WalkのFUJIFILMショップ (Harvey Normanの一角) が写真の質、値段で一番良いです。なお最寄りはPromenade駅です。

写真のきれいさ、印刷台紙の良さが特に違います。そして1枚SG 0.75ドル、どれをとっても品質が良いです。その名を「WONDER PHOTO SHOP」。

さて、他の手段はというと、(1)写真プリントキオスク(スタンド)というのか、ショッピングモールにある写真プリントの自販機のようなもの。印刷は小さいサイズのみ。恐らくハガキサイズくらいまでは可能。1枚2ドルから。自販機型なので当然かも知れませんが、品質はこれが一番悪いです。印刷の光沢や画質も悪いし、印刷台紙もペラペラ。その場ですぐに印刷したいときには良いかも知れません。

(2)街でよくある現地の印刷屋さんCLICKなど。これが身近かと思いますが、FUJIFILMには写真の質と値段で劣ります。1枚2.5ドルから。利点はWIFIで写真をアップロードして簡単に携帯から印刷できることです。

さてFUJIFILMショップの弱点はと言えば、かなり昨今のスマートフォン時代にマイナスかも知れませんが、写真を印刷をする操作端末に携帯から写真をWIFIでアップロードができず、専用アプリをわざわざダウンロードしなければならないことです。めんどくさあぁぁっ!サクッと印刷、と思っているところに、まずはアプリダウンロードを、といわれると現代人はちょっと躊躇してしまいます。

せめて物理的なUSBケーブルを置いてくれたらいいものを(操作端末とシステム自体はそれができる模様)、お店には置いていません。きっと盗難懸念のためでしょうヤムナシ。

ただそのネガティブを補うかのように、健気なくらいにお店も非常に充実しているのです。ただの写真の印刷だけでないことはもちろん、かつ他店と横並びのカレンダーやコップへの印刷などではなく、印刷した写真をデコレーションしたり可愛く飾ったり、封筒やシール、マスキングテープなど、使用例や周辺小物も充実し工夫を凝らした陳列とポップなどお店の装飾、そう、ただ”写真”そのものから、写真を使って工作するソシューションをご提供する提案型の店舗をお届けしています。。。!?

なぜ日系のFUJIFILMにこんなに贔屓目かと言えば、端的に、品質最高!値段他より半分以下!そして十分すぎるお店づくり!(店員1人配置、端末6台あり)を見ると、え、、マジメ過ぎて経営失敗してない。。??との率直な思いに駆られるからです。いえ世界に誇る日系企業なのでもう余裕綽々なのかも知れませんが、この大盤振る舞いが王者の余裕と願いたいです。。

しかもなぜか全然お店の情報がインターネットに載っていない!調べでもHarvey Normanのページにちょっと”におわせる”程度のしょぼい紹介しかありません。なぜ。。。まさかこんなに気合いを入れたショップが待っているとは想像できませんでした。

お店の損益やら何はともあれ、とにかく印刷された写真の品質が良いのが一番良いと思います。画質が良くてきれいに写真が映えます。祖母にもきれいな写真で届けられると嬉しいので今後も利用しようと思います。

もしシンガポールで写真を印刷する機会があればご紹介でした。

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