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【syuz'gen2.0への道】#03 チームである前にまず個人。弊社の1on1(テンプレ付)

syuz'gen2.0までの道、第3回。

前回「チームであること」の重要性と、一方で「チームになること」の難しさについて書きました。

そもそも「チーム」とは何なのか

仕事のプロセスの中では、どこかの瞬間、猛烈にG(重力)がかかる瞬間がどうしてもあると思います。昨日まで順調に進んでいたと思ったらいきなりの落とし穴、コミュニケーションの問題で突然勃発する問題、予期せぬ不可抗力、自分の能力や知識の限界…。その瞬間にかかるどうしようもない負荷を分かち合える存在、「今、自分では背負いきれない負荷がかかってるから、助けてほしい」と言える関係性、そして「今この人、大変そうだぞ、少し荷物を持たなきゃ」と思いあえる関係性。

この関係性構築のためには、チームのメンバーの弱みが何で、強みが何かを知り合うことが必要です。
そしてさらにそのためには、自分自身の弱みが何で、強みが何かを客観的に認知できることが必要です。ここを受け入れらていない人は、何かにつまずくとすぐに環境のせいにしがちです。そして、その環境に「チームの他のメンバー」が含まれるので、多くの場合は自分のつまずきが「他のチームメンバーのせい」になってしまいます。これは一番しんどいです。

常に今の自分の状態を客観的に把握すること、これは簡単なようで難しい。そのために弊社では月に1回、私と各スタッフで約1時間の「1on1」を行っています。

効果的な1on1のための試行錯誤

1on1にあたって、最初は質問項目をメールで送っていたのですが、事前にしっかり準備して臨むスタッフもいれば、その場でメールを検索して即興的に答えるスタッフもいて、同じ1時間でも全然質が違ってくるので、途中でHR Brainを導入しました。

何度かアップデートして、現在の弊社の1on1の質問項目は下記の通りです。必ず事前に記入して、ここに書いた内容をもとに私と2人で壁打ちします。

①自分自身の心身の健康を天気で例えると?(晴・晴れ時々曇り・曇り・雨・雷雨)
その理由:
②目標の進捗共有
③上手くいっている事とその理由
④上手くいっていない事と改善方法
⑤コンディション面や相談したい事

上記は毎回必ず聞く項目で、これに加え、下記より話したい内容があれば選択して記入してもらいます。

・自分の現在の仕事/スキルに対して現在の給与が適正と思うか
・仕事における自分の専門性/強みは何だと思うか
・自分がsyuz'genというコミュニティに貢献していると思うこと
・自分が仕事の関係先にどのような評価をうけていると思うか
・現在の自分の働き方について(働く時間、場所、効率性、スキルアップ)
・自分がsyuz'genという会社で実現したいこと
・会社・社会に貢献できる『強み』の再発見
・モチベーションが高まる『動機』について
・理想の未来
・日々の仕事の定期的な振り返り
・課題・問題に対する思考・感情整理
・一時的な不安やモヤモヤ
・植松との認識に差がありそうなこと
・現在課題だと思っていること/syuz'gen or 植松 or 他のスタッフにサポートしてほしいこと

本音をお互いに話し合う機会なので、結構質問項目が鋭いです。でも月に1回くらい、ガチンコで本音話し合わないと前に進めないと思うんですよね。個人も、組織も、経営者も。

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