納期までまだ余裕があるので、今日は1日中ダラダラ過ごすと「決めた」。この決める、が大事。

1日の始まりに、今日は〇〇する日！そう自分に決意表明しないと「何となく過ごしていたら1日が終わった…」と罪悪感でウジウジする夜を過ごすことになるから。

宣言通り、いつもより気持ちゆっくりめに朝を過ごす。とはいえ、やることがないので結局近所のスーパーまで散歩することに。

住宅街を歩いていると、桜が目に入った。でも葉桜だ。

SNSで友人と（花見しよ♡）とか（ピクニックしたーい！）とかキャッキャしていたのに、今年も言うだけで終わってしまった。

桜が咲く時期、短かすぎる…どよんと勝手に落ち込んでみるけれど、これが単なる責任転移なのはわかっている。満開日を調べること、自分から（じゃあいつにする？）と日程を提案することを面倒くさがった結果だ。

でも…花見はできなくても、ピクニックぐらいはしたい。買い物を済ませて帰宅した後、SNSで近日開催予定のイベントを調べてみる。そこで、ふと目に止まったのが「陰気なクィアパーティ」。

前々から、TRP（東京レインボープライド）と同じ時期に開催しているイベントとして気になっていた。ただ、参加する勇気がなかなか出ずにいつも見送っていた。

でも最近は、私に空前の読書ブームが起きているし、ピクニック欲が高まっているし、きっと楽しめるはず！と脳内会議していたら、あっという間にお昼。

スーパーで買った食材を使ってサンドイッチを作る。カリカリのベーコンと目玉焼き、レタスとトマトとスライスチーズを食パンに挟んで食べる。おいしすぎる。

食後のデザートはメロンパン。デザートというにはちょっとデカすぎたかもしれない。

食べながら、ジャン・レノ主演の映画『WASABI』（日本では2002年に公開）を観る。20歳の広末涼子が可愛すぎて、はちゃめちゃにトキめいてしまった。何だこの天使は。当時みんながマジで恋する5秒前になっちゃうのもわかる。

映画自体は愉快に感じるシーンがたくさん登場するし（特に冒頭）「俺強えぇ」みたいな個人的に苦手な演出があるし、正直あまり好きな部類ではないんだけど、それが霞むぐらいの圧倒的な可愛さ。平成ギャル成分たっぷりだから、Y2K好きな人にはすごくおすすめ。

映画を観た後は、掃除と夕食の準備。今夜は焼き鮭と唐揚げ、アボカドの醤油わさび漬け、なめたけという贅沢定食だ。帰宅した彼女と一緒にいただきます。