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視点を変えたら習慣化できた話。続かないのは他に…

習慣が定着しないのは本当にやりたいこととは違うことをしているからかもしれない

何回もランニングにトライしてきたんです。

健康のために…。

しかし一度も長く続いたことがない。

この記事は、ランニングの習慣化に失敗し続けた僕が、考え方を変えたことで成功に至った経験談です。

・書くことを続けたいのになかなか続かない
・ダイエットしたいけど途中で挫折してしまう
などなど、続けたいけどなかなか続かない…。

そう言った方々に対して何かヒントになればと思い書き残すことにいたしました。

15分ぴったりランニング

昨年末から再び取り組み始めたランニングは今までとは趣旨を変え遊び心を取り入れてみました。

それが15分ぴったりランニング。

15分ぴったりランニングとは、走る時には何も持たず、15分ぴったりに戻ってくるランニング。ストップウォッチをスタート地点に置いて戻ってきたら計測を止める。

10秒ぴったりにストップウォッチを止めるというゲームと一緒。

15分には特に深い理由はありません。長く続けていくには短い時間の方がいいと思ったからです。

ルールをもう一つ設けました。

コースを毎回成行で決める

コースを固定して走ると15分のペースを覚えてしまうと思ったので、それは飽きちゃうだろうなと思いまして。

・前回とは走る方角を変えてみる
・交差点は前方左右どこに行くのか気分で決める
・信号が赤になったら先には進まず別の道を走る

といったようなことを走りながら考えていきます。

始めの頃は楽しみながら走り続けられていましたが、この方法も次第にマンネリ化が進みます。だんだんと走る日の間隔が1週間、2週間と伸びてきてしまいました。

これはまた挫折するかもしれないと、試しにコースをシンプルにしてみました。公園の外周を回るというだけのシンプルコースです。

1日の決断回数

シンプルコースの話をする前に一つ質問です。
1日でどれだけの決断をしているか気にしたことはありますか?

・起床後に今日は何を着るかを考え決める
・ごはんは何を食べるか考え決める
・今日は何をしようかと考え決める
・番組を見るなら良さげなものを選んで決める

あげればキリがないほどに僕たちは日々決断を行っており、実に1日の中で35000回も決断を行なっているとも言われています。

(上記英語サイトです)

決断には決断疲れというものが存在しているようで、何度も決断をしているといつのまにか決断疲れが起きてしまうことがあるようです。しかもそれは自覚することが難しいとも言われているとのこと。


今回のランニング習慣化への目標が過去に何度も挫折を味わってきたランニングと大きく違っていたことは、

この決断に対する感覚を実感したことにありました。

シンプルコースで走ってみたところ、成行で走るランニングは決断の連続だったことに気がついたのです。

頭の中がコース決めで一杯になっていました。

本当の目的に気がつく

シンプルコースにしたことによって決断の機会がなくなりました。

成行コースでは次にどうしようと常に頭を動かしながら走っていたので、それが突然なくなったのだから、脳内には有り余るほどの余裕が生まれます。

「走る時間」を「思考する時間」へ

ランニングは走ることだ。

当然そうなんですけど、今まで僕はとにかく走ることばかりに意識が入っていました。

走る時間を思考する時間にするということに全く興味を持っていなかったんです。

それが突然、ぽっかり穴が空いたように思考する空間に放り出されたような状況になったのだから、頭がそっちに動くのは自然な流れでした。

結果

やりたかったのはランニングそのものではなく、この思考の時間を設けることだったのだと気がつくのでした。


思考に興味が注がれる最たる理由は、自己成長に対するモチベーショがあったからなんですが、

この自己成長に関しては別記事に書いていますので、興味があれば読んでみてください


それからと言うもの

走るコースはお決まりの公園外周
同じコースを好きな時間に好きなだけ走る

ようになり、今では自然に走りにいくことが増え週3日定期的に走るようになりました。

目的は走ることではなく、思考の時間を作ること


このランニングの経験を通して、本当にやりたいことに気がつくことの大事さを実感しています。

さらに、決断も時間と一緒で有限なものと考えるようになりました。

1日のうちで決められることには限りがあり、時間もエネルギーも使うので何に決断を使うのか、そしてそれは自分のやりたいことなのか?

今一度、続かない理由を自分に問いかけてみると、また違った視点が見えてくるかもしれません。




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